職場の雰囲気は、明るく元気。スタッフは、それぞれの仕事に責任と誇りをもって働いています。
グランドスタッフとして、空港カウンターでのチェックイン業務、搭乗口での出発・到着業務、翌日の便の座席調整や引継ぎ業務などを担当しています。働くうえで心がけているのは、常に相手の立場に立って考え、行動すること。そうすることで、お客様に対しては行き届いたおもてなしを提供すること、仲間に対しては働きやすい環境をつくることを目指しています。私は幼い頃から空港が好きで、高校生のときからグランドスタッフになることが夢でした。憧れの職業に就くことができて幸せです。仲間との連携プレーで飛行機を定時に出発させることができたときや、お客様から感謝の言葉をいただいたときは、仕事へのやりがいを感じます。
3年次にスペイン南部のセビージャへ留学しました。街で困っていたとき、現地の方々が迷いなく声をかけて助けてくれたことを覚えています。心細い思いをしているときに歩み寄ってくれる人の存在がどれほど大きいか、心の底から実感しました。この経験がきっかけで、困っている人を見かけたら進んで話しかけるようになり、さらに、誰かのお手伝いをすることにやりがいを感じる自分に気づくことができました。このほか、エアラインスタディプログラムで香港国際空港での実習に参加したことや、授業を通して外国語を学ぶ楽しさを知ったことも良い思い出です。4年間の学生生活でいろいろな経験を積み、大きく成長することができました。
スペイン留学での写真。クラスメートや街の人と、スペイン語や英語を使って話すことは本当に楽しかったです。自ら積極的にコミュニケーションを取る姿勢が身につきました。
以前は英語を使って業務を行っており、スペイン語の通訳をしたこともありました。現在は外国人の方々と接することは減りましたが、仕事に生かすために中国語を学んでいます。より多くのお客様と会話ができるよう、語学力は磨き続けたいと思っています。2020年は、新型コロナウイルスの影響でやむを得ず大幅な減便を行うことになりました。しかし、医療従事者の方々のお力になればと、社内の総力をあげて防護服を作製して医療機関に寄付するなど、社会への恩返しに取り組むこともできました。これからも、JALを選んでくださるお客様への感謝を忘れず、記憶に残るサービスを提供していけるよう励みたいです。
株式会社JALスカイ大阪/外国語学部 スペイン語学科/2015年3月卒/幼い頃から英会話教室に通い、英語に親しんでいた。高校生のとき、英語+αの力になる言語を修得したいと考え、世界でも話者数が多いスペイン語を学ぶことに決める。京都外国語大学を知ったのは、信頼する高校の先生に薦められたことがきっかけ。少人数制の授業に惹かれて入学を決めた。在学中、グランドスタッフになったときに役立つようにと、日本赤十字社の「救急員養成講習」に参加。サービス介助士の資格も取得した。エアラインスタディプログラムのグランドスタッフ研修では、香港国際空港での実習に参加した。現在は空港オペレーション部に所属。
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