• スタディサプリ 進路(大学・専門学校)
  • 大学・短大を探す
  • 京都精華大学
  • 先生・教授一覧
  • 前田 茂先生(教養学)

私立大学/京都

キョウトセイカダイガク

こんな先生・教授から学べます

“美”とは何か?人間の感覚や感情について考え抜く先生

教養学
人文学部 総合人文学科
前田 茂先生
先生の取組み内容

私が美学に興味をもった最初は高校時代。先生から聞いた「古くて汚れた道具があったとして、日本人には、それがただの汚れではなく、“使い込んだ、歴史のありがたみ”として重宝がる感覚がある」という話がきっかけでした。汚れを“ありがたみ=価値”としてとらえる感覚はどこから来るのか?私が研究する美学とは、論理的な手続きによらず、人間が感覚とか感情のレベルで判断をくだす際の“心のありよう”を考察するものです。それは、一言で言い表せるものではありません。それでも、たくさんの言葉を継いででも説明しようとすることが、芸術や創造にたずさわる者には大切だと思っています。工学的なアプローチでは到底解明できない芸術・美術の真の価値を、答えに辿りつかないまでも考え抜いていくことが私の取り組みです。

映像・イメージや西洋美術教育に関する著書の多くは、妻との共著です。

授業・ゼミの雰囲気

表現をする前に、「そもそも表現って、何だろう?」ときちんと考えてみたこと、ありますか?

美学という難しい領域にかかわらず、前田先生のゼミは「わかりやすくて面白い」と学生に大人気。例えば、学生には同じ場面について書いた2つの文章が提示されます。一つ目はごく普通の仕事の報告書なのに、二つ目は創造的で小説のような印象の文章です。何を加えたら創造的になるのか、学生は考えることになります。「『芸術家は表現者だ』とかよく聞きますが、そこからスタートするのではなく、何が芸術で表現なのか?きちんと考えてみようというのが私の授業の狙い」。将来、芸術や創造に関わる学生にとって貴重な経験となる授業です。

芸術とは?表現とは?の答えは簡単に見つからない。でも、みんなで考えていこう。そのプロセスが大切です。

キミへのメッセージ

“学ぶ”という人間的な最大の快楽を味わえるように成長しませんか?

「学ぶことは、最大の快楽」です。しかし、それは大人になってわかる美味しさがあるのと同様、人が成長する過程ではじめて理解できるもの。大学とは、“学ぶ楽しさ”を知ることのできる成長のための場です。

前田 茂先生

専門:美学・映画論
略歴:
大阪大学大学院文学研究科博士後期課程(芸術学専攻)修了。博士(文学)。京都精華大学人文学部教授。共著に『イメージ〈上〉イメージとは何か』『イメージ〈下〉イメージと私たち』『西洋児童美術教育の思想』ほか。訳書に『フィルムスタディーズ入門』『イメージと意味の本』などがある。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

この学校のおすすめ記事

京都精華大学(私立大学/京都)