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  • 佐谷 眞木人教授(日本文学(中世・近世)、古典芸能史)

私立大学/東京

ケイセンジョガクエンダイガク

こんな先生・教授から学べます

人はなぜ義経に魅了されるのか?その人気の背景を探る先生

日本文学(中世・近世)、古典芸能史
人文学部 日本語日本文化学科
佐谷 眞木人教授
先生の取組み内容

私の研究テーマは、『平家物語』『義経記』といった軍記物語と、それらを題材にした能や浄瑠璃、歌舞伎などの古典芸能作品です。また、民俗学者の柳田國男についても研究しています。このような古典文学・芸能作品には、歴史的事実とは異なり、作者による創作や民間の伝承なども数多く含まれています。それらのフィクションが社会に受け入れられ、多くの読者を獲得することで、「社会的な歴史イメージ」が形成されていきます。例えば歴史上の人物では、源義経は兄の頼朝より人気がありますが、これは文学作品の影響によるものです。そのイメージが作られる背後に、人が持つ立場の弱い者への深い同情があるからです。このように、事実ではないフィクションだからこそ、より深い「真実」を表現する力があるのだと、私は考えています。

授業は作品の分析が中心。「古典文法が苦手でも大丈夫。文学の奥深さを一緒に探りましょう」と佐谷先生。

授業・ゼミの雰囲気

段階的に文学作品に親しみ、理解を深めていく多角的な学びが特長。ゼミ旅行では、古典文学の舞台を訪問!

文学表現の多様性と可能性を考える「文学入門」、古典文学の表現方法を日本語の歴史的変化とともに考察する「日本文学史I」、『源氏物語』などの作品を取り上げて内容を掘り下げる「古典文学I・II」、文学作品の様々なアプローチについて多角的に捉える「文学方法論I」など、段階的に文学作品に親しみ、理解を深める授業を展開。「例えば『源氏物語』の舞台となる平安時代の女性はどのように生きたかなど、広がりをもった学びを通して、文化を一つの面からだけでなく総合的に見る目を養い、幅広い教養を身につけます」と佐谷先生。

ゼミ旅行は様々な古典文学の舞台となった京都へ。佐谷先生の解説を聞きながら神社仏閣巡りを楽しむ。

キミへのメッセージ

じっくりと学んで、人生を豊かにする“本物の教養”を身につけましょう。

学生時代に身につけた知識・考え方が、その後の生き方を大きく左右します。文学研究は、実生活にすぐに役に立つ学問ではないけれど、文学を通して生き方を考えることは、充実した人生を生きるためにとても有効です。

趣味は歌舞伎や文楽を観劇すること。興味のある演目が上演されるときは、京都や博多まで遠征するそう。

佐谷 眞木人教授

担当科目/文学入門、教養基礎演習、日本文学史I、古典文学I・II、文学方法論I、日本語日本文化基礎演習など
略歴/1962年大阪生まれ。慶應義塾大学文学部卒。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程退学。博士(文学)。恵泉女学園大学人文学部専任講師、准教授を経て現職。著書に『平家物語から浄瑠璃へ』(慶應義塾大学出版会)、『日清戦争 国民の誕生』(講談社現代新書)ほか多数。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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