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こんな先生・教授から学べます

リベラルアーツを学び、諸問題を自分ごととして捉える先生

法学・政治・経済・国際関係
リベラルアーツ学群 
阿部 温子教授
先生の取組み内容

私が学生時代を過ごしたのは、まさに冷戦構造が崩壊していく時。天安門事件、ベルリンの壁崩壊のニュースを目の当たりにし、「私法コース」から「政治コース」への変更を決めました。その後、湾岸戦争も起こり、当時のヨーロッパ共同体(EC)について書かれた論文を読んで、「国家」という枠以外の共同体について興味を抱きました。卒業後、ケンブリッジ大学に留学し、そこで「貿易を主体とした日欧関係」について研究するうち、国家や共同体以外にも、地方や企業といったレベルでの交流が、国際関係の形成に影響していることを知り関心を持ちました。やがて移民研究に関心が移り、移民女性で、家事労働に従事する人の「三重苦」を知りました。今、自分の関心のキーワードは「政治」から「国際関係」「移民」「女性」になっています。

ケンブリッジ大学トリニティーホールで。1991年秋「ヨーロピアン・スタディーズ・コース」に入学

授業・ゼミの雰囲気

科学に政治、生命倫理。あらゆる事象を自分ごとと捉え、行動を起こすこと

リベラルアーツ学群の「統合領域」13プログラムでは、科学分野について取り組む「科学コミュニケーション」という専門プログラムも加わります。「文系だから」「数学が苦手だから」と避けてしまいがちですが、人文・社会領域から入ってきた学生にこそ、科学分野での問題に取り組み、考えてほしい。私もかつて「自然理解」という講義で、「生きること、老いること、死ぬこと」をテーマに、生命倫理のトピックをたくさん盛り込みました。中絶の問題、介護、「安楽死」。そういったものを「自分ごと」としてどう捉えるかが重要です。

トリニティーホールの庭園にて。移民研究への関心は「外国で学ぶ、今の自分は移民か」という自らへの問い

キミへのメッセージ

リベラルアーツによって養われる、複合的で多面的な問題へと取り組む力

リベラルアーツ学群の学びは、学生が関心を持った問題について、さまざまな角度から取り組み、またそれらの視点を総合することができる学び。社会の中で「市民」として生きていく時、とても頼もしい力になります。

2021年4月より桜美林大学 リベラルアーツ学群 学群長

阿部 温子教授

1991年、東京大学法学部 (政治コース)卒業。1992年、University of Cambridge Faculty of History M. Phil. in European Studies 修士課程修了。1997年、University of Cambridge Faculty of History Ph.D. in International Relations 博士号取得。米国ジョージ・メイソン大学で教鞭をとった後、筑波大学に在籍。桜美林大学国際学部専任講師、リベラルアーツ学群領域長を経て現職。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

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