教員を目指す学生が多く所属する臨床教育ゼミ。荒木先生とゼミの学生さんにお話をお聞きしました
“人と関わる仕事に就きたい”と希望する学生にとって大切なコミュニケーション能力を身につけることを第一に考えています。自分の想いや沸き起こる衝動や感情を見つめ、その感動を他者にどう表現するか…言葉だけに頼らず、絵や音楽、文学作品を介して感動で繋がり、表現の可能性を探索することも大切です。教員を目指す人にとっては、生徒の興味関心を引き出して学問の世界に導く人間力を携えた教師としての素養も身につきます。
田口大樹さん。「わからないことはOCで聞いてください」と話す
授業や発表の場数を踏むと人前に立つのも慣れてきます
小学校に訪問して授業を行う活動や、多世代と交流するボランティア活動をしています。小学校では、簡単な手芸制作を通して各自の個性を知るという道徳の授業をしました。自分について考えることができ、「役割を自覚してリーダーシップもとれる」という長所にも気づくことができました。自分の長所を今後どのように生かしていくかが課題と感じています。自分を知るほどに課題がわかり、学びを深められるのが、このゼミの魅力です。
諏訪円佳さん。「ゼミ活動で、自分探しもできました」と話す
スキー宿泊研修では、互いの違いを知り、認め合うゲームを企画
人と関わることに苦手意識がありましたが、小学校で授業をしたり、教員補助として高校生のスキー宿泊研修に参加したり、ゼミの活動で様々な世代の人と出会い交流することで、少しずつ人見知りも和らぎ、以前より明るくなったと言われます。自分について考える機会がたくさんあり、それを支えてくれる先生や仲間に恵まれたのもよかったです。将来は生徒と共に学び合うことを大切にしていけるような教師になりたいです。
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