地域の皆さんの生活を支える一助になっている。そう感じられることがやり甲斐に繋がっています。
公務員の仕事は地域の皆さんにさまざまなサービスを提供することです。大切な税金を使わせていただくので責任を感じながら仕事を進めていくことがなによりも重要だと考えています。就職して1年が経ちました。この1年で一番やり甲斐を感じたのは私たちが企画したイベントを無事に終えることができた時です。音楽イベントの時など、観客である市民の皆さんや出演者の方々が喜んでくださっているのを見て私自身もとてもうれしく感じました。幅広い分野で市民の皆さんを支えられるようになるため、今は一つひとつの仕事をさらに正確に行うようにしています。そして今後は文化課以外のセクションの仕事も経験したいと考えています。
大学に入学した当初から公務員の仕事に興味を持っていました。4年間を通じてまちづくりについて学び、その面白さややり甲斐を感じ、さらに興味が増していきました。実際に公務員になり、仕事をしてみると、学んだことが役に立っていると感じることがいくつもありました。大学で学んだまちづくりの視点と学生の時とは違う行政に対する考え方。両方を大切にさらに成長していきたいと思います。公務員は部署異動が多くあり、さまざまな分野に携わる仕事なので、一つの専門分野を極めていることはもちろん、幅広い分野の視点を持っている人材が求められます。私もさらに多くのことに興味を持ち、それぞれの分野の経験を積んでいきたいと思います。
文書を作成する際は何度も数字や言葉を確認するなど、確実に仕事を進めることを心掛けています。
私は興味がある分野の講座をできるだけ多く受講するようにしました。特に興味があったのはまちづくりです。まちづくりに関する講座では、大学がある四日市市はもちろん、伊勢市や鳥羽市などにも足を運び、それぞれのエリアで行われるフィールドワークに参加しました。座学ももちろん大切ですが、課外活動を通じて実際に体験しながらさまざまな地域について学べた経験は、四日市市の公務員になった現在も活かせていると感じます。また、就職活動では公務員養成講座というプログラムが役に立ちました。公務員試験を受けるにあたり、ゼミの先生がさまざまなアドバイスをしてくださったのも心強かったです。
地域に密着して活動する機会が多くありました。その中で培った経験を現在の仕事でも活かせています。
四日市大学は地域密着型の大学です。身近な自治体や行政と関わる機会が多く、貴重な体験をたくさん経験できる大学だと思います。私自身も「総合計画策定委員会」の一員として市が目指すべき将来像について四日市市の皆さんと意見交換する会議に参加しました。また、ゼミでは他大学との合同研究発表会に参加し、準グランプリを獲得することもできました。さまざまなエリアでのフィールドワークに参加したことでまちづくりの視点が身につきましたし、それらの経験を踏まえて研究を進めたことがこの成果に繋がったと考えています。皆さんも興味あることをどんどん追究してみてください。学生だから経験できることがたくさんあると思います。
さまざまなことに興味を持つことが大切。それらのどれもが将来に繋がっていくので私もさらに多くのことに興味を持つようにしています。
四日市市役所勤務/総合政策学部 総合政策学科/2021年卒/田端さんが配属されているのはシティプロモーション部文化課。この課で地域の皆さんが文化に触れる機会を増やしたり、文化活動がしやすくなるような支援を行っている。公務員はさまざまな分野に携わる仕事。「多くのことに興味を持って経験を積み、さらに幅広い分野の視点を持ちたいです」と語ってくれました。
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