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私立大学/東京・埼玉

シバウラコウギョウダイガク

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橋や建物にもかかりつけのお医者さんが必要なんだ!
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鉄は元々サビている?
人間が鉄を使いはじめて4000年と言われるが、それはサビとの戦いの歴史でもあった。何故、サビる(酸化する)のかというと、その状態が安定的だから。元々、鉄鉱石は酸化された状態で掘り出される。つまり、人間は鉄の酸化物を加工してビルや橋を造っているのだ。だとしたら、鉄が安定した元の状態に戻ろうとするのは当然とも言える。しかし、便利で快適な生活に欠かせない材料だけに「それなら、仕方ないか」では済まされない。そこで、材料の長寿命化を図るための「腐食防食研究」が、古くから行われてきたのだ。
サビを防ぐ方法もさまざま
ブリキとトタンの違いを知っている?答えは、鉄板にスズをメッキしたのがブリキで、亜鉛をメッキしたのがトタン。どちらも鉄板をサビから守るための処理だが、守り方が違う。スズは外気を遮断することで鉄を守り、亜鉛は自分が先に反応(酸化)することで、鉄板が酸化できない状況をつくり出す。屈強なボディーガードと自己犠牲を惜しまない囮(おとり)の違いと言えるかも知れない。用途や材料の種類に応じて、どのような処理を施すことが最適かを検証することも、腐食防食研究の大切なテーマとなっている。
環境問題にも貢献する研究テーマ
腐食防食の研究は、ビルや橋などの建造物の健康(安全)を守るお医者さんにたとえられる。材料の病気を予防・診断・治療する役目があるからだ。どんなに頑丈な人間でも、大気汚染がひどかったり、暴飲暴食を繰り返したりしていれば健康を損なうように、材料も環境によって病状が変わってくる。これまでは、古くなったビルは建て替えればいいという「使い捨てOK」の時代だったが、これからは省資源化のために、少しでも長持ちする建造物をつくることが求められる。病気のメカニズムを知り、予防や治療に役立てるこの研究は、ますます重要度を増していくだろう。
これって実は・・・材料工学
学べるのは、ココ!
芝浦工業大学 工学部 材料工学科
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野田 和彦 教授
本学科では、産業の基幹を支える分野として、金属の精錬や加工といった基礎分野に加えて、超伝導、宇宙環境材料、ナノテクノロジーといった先端分野にも対象を広げ、あらゆる材料を扱っています。「物質とは何か」という理学的分野の基礎教育も行い、その上で新物質の創製、新素材・先端材料の開発などの応用分野へ進んでいくのが特色。低公害、複合化、軽量化、リサイクル、クリーン化などをキーワードにオリジナリティあふれる研究を行っています。新しいモノに興味を持ち、チャレンジすることが自分を高めることにもつながります。その意欲を持って入学する学生を、それ以上の意欲で迎えるのが本学科のもう一つの特色です。

芝浦工業大学(私立大学/東京・埼玉)