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  • 西田(旧姓:北島) すみれさん(グローバル・リベラルアーツ学部/プロジェクト専門家)

キルギスでは、キルギス語、ロシア語、英語、日本語の4言語を駆使してコミュニケーションを取りました。

先輩の仕事紹介

キルギスで蒔いた「技術協力」の種が根を張り、10年、20年と続いていく大きな喜び。

プロジェクト専門家
外国語学部 国際言語文化学科 (現アジア言語学科)インドネシア語専攻/2008年卒
西田(旧姓:北島) すみれさん

この仕事の魅力・やりがい

JICA(国際協力機構)では途上国での技術協力として、大分県発祥の地域おこし「一村一品運動」をモデルとしたコミュニティ・ビジネスを広めるプロジェクトを世界各地で推進しています。最初はJICAの青年海外協力隊、その後はプロジェクト専門家として、私は6年半にわたり中央アジア・キルギスでこのプロジェクトに携わりました。限られた期間と予算、異文化の中で、順調なことよりも計画通りに進まないことの方が数多くありました。しかし苦労をした分だけ達成感は大きく、私を含めたスタッフ全員が成長できたと実感します。キルギスの人々が自立への一歩を踏み出し、これから10年先、20年先と続く仕事に関われたことに、喜びを覚えています。

この分野・仕事を選んだきっかけ

国際協力に関心があった私は、大学時代にインドネシアで低所得者の人々の支援活動に参加しました。しかし現場に出て壁にぶち当たりました。「私にできること」が何も無いと、ここで気づいたのです。そして国際協力の道を一度断念し、卒業後は国際物流企業に就職しました。世界経済の動きを日々体感しながらの仕事は充実感があり、災害時には被災地支援にも携わりました。それでも国際協力の現場への思いを抑えきれず、入社5年目に退職を決めてJICAの青年海外協力隊に参加しました。少し遠回りしたようではあるものの、コミュニケーションを通じて人や組織を動かすスキルという「私にできること」が、企業経験から身についたと感じています。

プロジェクトでは農村部に暮らす女性たちの雇用創出をめざし、フェルトづくり産業を根付かせる取り組みに尽力しました。女性たちの笑顔があふれる仕事でしたね。

分野選びの視点・アドバイス

国際協力の世界では多くの人が大学院に進学し、修士号を取得してから現場に出ています。さらに博士号ももっていればなお好ましいとされる世界です。だからこの世界で活躍するための一つの正攻法としては、大学院への進学がポイントといえるでしょう。かくいう私はこの正攻法で入ったのではなく、大学卒業後は会社員を経て、青年海外協力隊、そしてプロジェクト専門家になりました。企業での経験は遠回りのように見えて、実は専門性やスキルを磨く上でとても重要だったと考えています。皆さんもまずは興味のある分野から数多くの経験を積み、自身の強みとなる知識やスキルを身につけることで、目標を絞り込んでいくと良いかもしれませんね。

技術協力プロジェクトは徐々に軌道に乗り、日本の大手企業と提携するまでに成長。2019年には私たちの支援団体が、キルギス大統領から国民栄誉賞を授与されました。

西田(旧姓:北島) すみれさん

JICA(国際協力機構)/外国語学部 国際言語文化学科 (現アジア言語学科)インドネシア語専攻/2008年卒/インドネシア・ジャカルタ生まれ。父の仕事の関係で3歳まで暮らしたインドネシアに自身との縁を感じたことから、大学ではインドネシア語を専攻。大学卒業後、大手国際物流企業を経て、2013年にJICAの青年海外協力隊としてキルギスへ渡る。2016年から2020年まで、JICAが進める「キルギス 一村一品・イシククリ式アプローチの他州展開プロジェクト」の専門家として現地での業務調整に携わる。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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