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  • 奥田 若菜先生(語学(英語))

私立大学/千葉

カンダガイゴダイガク

こんな先生・教授から学べます

ブラジル貧困層と共に働き、「格差」を生きる心に迫る先生

語学(英語)
外国語学部 イベロアメリカ言語学科ブラジル・ポルトガル語専攻
奥田 若菜先生
先生の取組み内容

私たちの周りには、貧困や格差など解決すべき「問題」が溢れていて、テレビや新聞でも解決すべきだと訴えています。私たちも、何とかしなくてはと真剣に考えるでしょう。しかし、そうした「問題」を頭の片隅に置きながらも、それとはまた別の日常生活を送っています。そうでないと、生きるのがつらくなります。人はどのようにして、「問題」や自らの不利な状況に折り合いをつけて生きているのか、それが私の研究テーマです。調査対象は、貧富の差が著しいブラジルの路上で、許可を得ずにモノを売っている貧困層の人々。彼らと1年半一緒に働いて、調査したこともあります。「問題」の当事者である彼らは、どのように現実と折り合いをつけて日常生活を続けているのか。私自身の目で見て、自分の言葉で語りたい。そんな思いで研究しています。

大学3年のブラジル留学で、貧富の差を知ったことが現在の研究につながっています(背景は調査中の写真)。

授業・ゼミの雰囲気

ブラジルの貧困、教育格差、中絶問題など社会問題について、日本と比較して考え、自分の意見を持ち、伝える

「ブラジルの宗教・社会」の授業では、ブラジルの社会問題を取り上げています。貧困、教育格差、中絶など扱う問題はさまざま。単にブラジルでは中絶が禁止だと教えると、学生は『そうなんだ』で終わってしまいます。そこで、日本と比較して身近なところから考え、ディスカッションを行います。その中で学生に望むのは、自分の意見を持ち、他者に伝えること。「外国語学部の学生に必要なのは、単なる語学力でなく、情報を読み解く力、考える力、意見を伝える力。“他者に伝えたい何か”を持つ人にならないと、語学を学ぶ意義がありません」

どんなにキレイな発音でも「お腹がすいた」と言うだけでは意味がない。「想いを伝えられることが大切です」

キミへのメッセージ

日常生活での小さな疑問が、学問につながります。

何かを調べて文章をまとめることは、大変だと思うかもしれません。でも、自分の息子が怠け者であることの怒りから1冊の本を書いた人もいます。日常で感じる「ひっかかり」を放置せず、とことん考えてみましょう。

「大学時代は知識を蓄えて自分の視点を探す時期。既存の説明を疑ってみることが大切です」

奥田 若菜先生

専門:文化人類学、ブラジル研究。研究テーマは貧困、格差、差異、邪視など。
略歴:京都外国語大学在学中にブラジリア大学に留学。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学。ブラジリア大学人類学部研究員や日本学術振興会特別研究員などを経て、神田外語大学で教鞭を執る。奥田先生は研究室の入り口に毎日、新聞の一面を貼り出している。「こんなに豊富な情報を得られるんだと、みんなに知ってほしいからです」

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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