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  • 南齋 勉准教授(コロイド・界面化学、大気化学)

「なぜ」を追求し、研究開発や分析のスペシャリストに

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未解明の科学的現象を研究することで、機構を考える思考力が磨かれる

水と油、大気と雲滴といった様々なモノの境界(界面)が非平衡状態の時に起こる現象に注目し、界面化学、大気環境化学、超音波化学などの研究を行なう南齋先生と学生に、研究室の学びについてお話を伺いました。

コロイド・界面化学、大気化学
理工学部 物質生命科学科
南齋 勉准教授
  • 界面化学、超音波化学、大気環境化学
  • 大阪府立大学大学院工学研究科博士課程修了、神奈川大学工学部物質生命化学科特別助手・特別助教を経て、2019年に現職
環境・バイオ・医薬品分野などの研究職や開発職を目指せます

思考力やコミュニケーション力、傾聴力を持つ人材に

我々の身のまわりでは、様々な科学的現象が常に起こっていますが、その原因について明らかになっていることは、実はほんの一握りでしかありません。我々の研究室では、研究を通して起こった現象について、とことんまで「なぜだろう」と考えるため、思考力が備わります。また研究室ゼミでは結果について全員で議論。コミュニケーション力や傾聴力も養われます。

大学院に進学して研究を極めようとする学生が非常に多く在籍

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医薬品分野における分析のスペシャリストを目指したい

現在は卒業研究に携わり「油水界面における光学異性体が示すキラリティ特性の違い」について研究しています。これまで、この光学異性体の油水界面における物性は同じであると考えられてきましたが、界面電位に違いが生じることを世界で初めて発見しました。光学異性体は、医薬品の業界で特に重要視される物質です。春からは大学院への進学が決まっており、将来は医薬品分野における分析のスペシャリストを目指しています。

村松 真夕さん 研究テーマ:油水界面における光学異性体の特性

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博士課程への進学も視野に、環境計測に携わる仕事に就きたい

現在行っている「雲滴形成に関する研究」は、都市域におけるゲリラ豪雨や集中豪雨など自然災害の原因解明や、中国大陸からの微小粒子が雨水として定着する越境大気汚染などの環境問題を解明するため、非常に重要です。今年開催された大気環境学会で発表を行い、研究者達と議論する中で、より広い視野を持って研究したいという意欲が湧きました。将来は博士課程への進学も視野に、環境計測に携わる仕事に就きたいと考えています。

表田 健臣さん 研究テーマ:雨滴中の硝酸塩濃度を定量する手法

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高校生へのメッセージ

「現象の根本原理を解明すれば、その応用は自由自在である」を合言葉に、様々な現象解明を目指しています。日頃「なぜ?」と思うことの中には、未解明のものが多数あります。一緒に「なぜ」を追求してみませんか?

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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