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  • 矢野 実郎先生(摂食嚥下障害、構音障害、音声障害)

こんな先生・教授から学べます

舌の筋力トレーニングで嚥下障害の予防を追究する先生

摂食嚥下障害、構音障害、音声障害
リハビリテーション学部 言語聴覚療法学科
矢野 実郎先生
先生の取組み内容

舌が口蓋を押しつける力(舌圧)を鍛えることで、発音や嚥下に与える影響を研究しています。舌は発音や嚥下において、とても重要な役割を担っています。舌の筋力は年齢とともに衰えますし、更に脳卒中などに罹患することで嚥下障害が残ってしまうこともあります。しかし全ての患者さんに嚥下障害が残るわけではありません。私は、そこには「舌の筋力」が影響しているのではないかと考えました。舌の筋力トレーニングを行うことで筋力の衰えを防ぎ、かつ疾患などのつまずきを乗り越えられるのではないでしょうか。臨床での検証を重ねた結果、舌の筋力を鍛えることで嚥下に大きな役割を果たす舌骨上筋群(喉仏を上げる筋肉)も同時に鍛えられることが判ってきました。負担が少なく、より効率的な訓練方法を考えることで患者さんの力になりたいと考えています。

専用器具を使って舌圧を測定。舌の筋力トレーニングを行うことで、どの程度筋力が上がるかを調べています

授業・ゼミの雰囲気

エビデンス(根拠)に基づく医療を実践できる臨床家に。患者の理解を得ることで効果的なリハビリに繋げます

頭頸部(舌や咽頭、喉頭など)がんのリハビリについて講義を行う矢野先生。先生の研究テーマでもある舌の機能も学べる「嚥下障害」、発音に関わる「構音障害」、また発声に関わる「音声障害」の授業を担当しています。「言語聴覚臨床実習」では、実際の機器を用いて発声発語器官の機能を測定したり、訓練方法を指導。実施する評価や訓練がどのようなエビデンスに基づくものなのかを理解し、説明できるように教えています。医療においては経験も大切ですが、EBM(Evidence Based Medicine)を備えた臨床家を育てることが狙いです。

ゼミでは矢野先生の専門を活かし嚥下障害や構音障害、音声障害の症例検討を通したディスカッションを実施

キミへのメッセージ

「話す」「食べる」ことができた時の患者さんの笑顔は、この上無い喜びです

言語聴覚士は、非常にやりがいのある仕事。高齢化社会に伴って、今後ますますニーズが高まっていくと考えられます。「話す」・「食べる」ことに対するリハビリを通して、患者さんのよりよい人生を支援しましょう。

毎回、講義後は匿名でのアンケートを実施。学生の意見・要望を聞くことで次の講義の設計に役立つという

矢野 実郎先生

専門分野/摂食嚥下障害、構音障害、音声障害
略歴/川崎医療福祉大学を卒業後、岡山大学大学院博士課程で学びを深める。修了後、博士(歯学)取得。現在も現役の言語聴覚士として臨床の第一線で活躍する傍ら、自身の研究と後進の育成に熱意を注ぐ。2016年より現職。講師。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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