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こんな先生・教授から学べます

「匂いを識別する力とは何か」を常に探究し続ける先生

神経解剖学、組織学
医療技術学部 臨床検査学科
清蔭 恵美教授
先生の取組み内容

研究テーマは「マウス嗅覚神経回路の形態学的解析」。人間にとって「嗅覚」は大切な感覚ではありますが、生命に直結するものではありません。しかし、自然界に生きる動物たちにとっては、天敵の匂いを察知し危険を回避するなど、時に生死を左右するほどの重要な感覚なのです。研究にはマウスを用いますが、これは種を超えた組織構築の類似性をはじめ解剖学的特徴、豊富な生理活性物質が含まれる化学的性質から、脳神経回路の基本的な構造と機能を理解するための解析モデルとして最適であったから。特に、ある特定の匂いを嗅ぎ分けるために、ノイズとなる他の匂いを抑え込む力に強い関心を寄せています。匂いの識別に関わる神経細胞の機能は未だ明らかになっていませんが、電気生理学など他分野の研究者とも協働し、研究を進めていきたいと考えています。

蛍光物質を入れたウィルスを用いて神経細胞を可視化。機能を解明するためのツールが徐々に整ってきました

授業・ゼミの雰囲気

学生の意志と「取り組みから何を得たか」を重視する卒業研究。研究者の視点から次世代の臨床検査技師を育成

卒業研究について指導を行う中、清蔭教授が特に強く伝えていることは「常に疑問をもち、考えること」。学生に対して研究における大きな成果を求めることはせず「研究を通して何を考え、どのように取り組み、何を得たか」というプロセスと精神的な成長を重んじています。また、「新しい時代の臨床検査技師として、新しい知識に順応できる学生を育てることも研究者である自らの役割だ」と清蔭教授。講義は主に人体の構造と機能、組織学を担当。限られた講義時間のなかで、教科書と要約プリントを用いて内容の濃い授業を行っています。

学生のつまずきに寄り添い、道標となるヒントを提示することで、学生が自ら考え困難を乗り越える力を育む

キミへのメッセージ

正確なデータを出し続ける強い意志と、患者に対する真摯な姿勢が大切です

臨床検査技師は舞台の黒子のような存在ですが、診断や治療を行うために無くてはならないもの。チーム医療の一員として誇りをもち、患者主体の医療を実現する強い意志をもった人を一人でも多く育てたいと思います。

熱意の源は「地道な研究を積み重ねる中、ふとした閃きが新しい発見に繋がった瞬間の喜び」と清蔭教授

清蔭 恵美教授

専門分野/神経解剖学、組織学
略歴/臨床検査技師・細胞検査士として病理組織のほか肺がん・子宮がんの検診に従事する。その後急速に進歩する分子細胞生物学への関心を抱き、徳島大学工学部生物工学科さらに同学大学院博士前期課程、医学研究科博士課程に進学。学修を深める中で現場実務とは異なる研究の魅力を感じ、神経解剖学領域での研究を開始した。学位取得後、博士研究員として米国・メリーランド大学へ留学。博士(医学)。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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