地域の医療を見守る調剤薬局で薬剤師として活躍する藤本さんに、福岡で学び働くことの今とこれからについて、お話を聞きました。
無菌状態で、点眼剤や注射剤の調製について学ぶ無菌製剤実習
坐剤や軟膏、錠剤などの代表的な製剤の製造方法を学ぶ製剤実習
実習や実験など薬学に関する知識・技術の修得はもちろん、多くの先生方とのお話や友人との関わりなどを通して、人間形成も行えました。医療従事者は、患者様のプライベートなことも含めてお話をすることが多く、話しやすい雰囲気やヒアリング力が必要で、とりわけコミュニケーション能力が必要になります。また、課外活動でオーケストラの一員として励んでいたことから、人との繋がりの大切さを培えたように思います。
調剤、注射薬調剤、医薬品情報管理などが薬剤師に求められます
パソコンを利用するなどビジネススキルも必要です
福岡市の人口増加が年々続くことからもわかるように、食文化の多様性やコンパクトな住環境、あたたかい人間関係など生まれ育った福岡の魅力は語り尽くせません。この街が大好きだから、福岡で働くことは自然な流れでした。家族が医療関係の仕事に従事していたことから、薬剤師を目指すことにしました。薬の服用は、ほとんどの人が経験することなので、薬を通して身近に人と接し、社会貢献できればと思っています。
2児の母であり家庭を守る身として、台所は第一の健康増進の場と考えています。その一環として、現在福岡の学校給食改善の取り組みに賛同して活動しており、アジアの玄関口として恥ずかしくない世界基準の食の安全やオーガニック推進などができればと思います。調剤薬局に勤務して思うことは、病院で処方されたお薬の服薬指導だけでなく、健康相談や生活相談などより身近にお手伝いが出来て、笑顔を見れた時に楽しさを感じます。
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