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私立大学/大阪

オオサカコウギョウダイガク

正解がわからない研究こそ取り組む意味がある

桜井高等学校
井ノ上 朱希さん
小学生の頃から、科学に興味をもっていました。静電気はなぜ起こるんだろう?セロハンテープがひっつくのはどうして?日常で当たり前に存在する物事の「なぜ?」を、科学的に説明できると知って感動したことが、今の自分につながっていると思います。
高校に進んでからも化学が一番好きな科目だったので、大学でもっと深く学ぼうと思い、研究設備が整っている大阪工業大学へ。現在は機能分子研究室で研究活動に取り組んでいます。

次世代の
ディスプレイを実現させる、
新たな化合物を探究中。

私が所属する機能分子研究室では、新しい機能や高い性能を備える有機化合物を合成して、その物性を評価しています。私自身が扱っているのは、次世代のパソコンやテレビのディスプレイへの活用が期待される「π共役有機化合物」。より使いやすく機能的な化合物をめざして、合成ののちに収率を求め、微量な不純物の除去を行っています。

失敗は成功へのプロセス。
あきらめずに実験を
重ねることが大切。

高校で学んだ化学には常に正解があったけれど、いま取り組んでいる研究の結果は、指導していただく先生も知りません。でも、誰もわからないからこそ、研究する意義があるんだと考えるようになりました。期待する結果が出ない時も、失敗の原因を突き止めて次の研究に生かせばいいし、同じ研究室の仲間との雑談から新たなヒントをもらえることもあります。

今後の目標は、より低価格で
高品質な化粧品を
世の中に送り出すこと。

就職活動は、学んだ化学を生かせることと、自分の興味があることの両方を満たせる進路として、化粧品メーカーを中心にまわりました。研究を通して論理的に考え、行動する力を身につけたことをアピールした結果、化粧品メーカーから内定をいただくことができました。現在よりも低価格で高品質な化粧品を開発して、世の中に送り出すことがこれからの目標です。
大阪工業大学(私立大学/大阪)
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