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  • 松本 一郎先生(福祉学)

私立大学/東京

タイショウダイガク

こんな先生・教授から学べます

貧困問題を解決する政策や方法を考える先生

福祉学
社会共生学部  (2020年4月設置予定(構想中)人間学部から改組予定)
松本 一郎先生
先生の取組み内容

貧困や低所得問題に対する社会保障のあり方について研究しています。私が20代の時、初めて簡易宿泊所街を訪れる機会がありました。住居も保険証もなく、具合が悪くても病院に行けない労働者や野宿生活者に関わり、医療や生活保護など、社会保障制度の敷居の高さを痛感したのが研究を始めるきっかけです。その後、野宿生活者、ネットカフェ生活者、労働者、失業者、ワーキングプア、ひとり親世帯、低所得高齢者世帯、生活保護世帯の調査を行ってきました。貧困とは、単に「お金がない」ということではありません。人として普通の生活を送れないことを言います。なぜ国が保障する最低水準の生活すら過ごせない人たちがいるのか。見えにくいものに目を向け、学生の視野を広げるのが私の役割だと思っています。

地域を軸に、施設訪問学習などを通して、現場で即戦力として活躍できるソーシャルワーカーを目指します。

授業・ゼミの雰囲気

実際に簡易宿泊所街などで支援活動を行い、子どもたちを支援している方から話を聞き、現実を見てもらう

松本先生が行うゼミ「プロジェクト研究」では、3年次から文献を読み、グループに分かれてディスカッションを行いながら、社会問題を掘り下げます。さらに、野宿生活者を支援する活動や簡易宿泊所街で活動する団体を訪問し、なるべく支援の現場に関わり、現状の理解を深めます。また、「現代貧困論」では、これまで子ども食堂や学習支援に携わる方にゲスト講師として来てもらい、支援の目的や思いなどを語ってもらいました。学生は毎回コメントペーパーを書き、次の回で紹介しながら先生が解説を加えます。

支援の現場やゲスト講師の講演で得た内容を元に、グループディスカッションで社会問題を掘り下げます。

キミへのメッセージ

誰もが持っている貧困リスク。だからこそ、貧困問題に目を向けて欲しい。

社会の最前線で起こっている問題を深く考え解決策を考える活動が社会福祉です。その原点は貧困を社会から無くすことにありましたが、現在でも低所得や貧困はあらゆる人々の生活に関わり、無関係な人はいないのです。

「学生時代は、とにかくさまざまなジャンルの本を読んで、どんどん視野を広げて欲しいと思っています」

松本 一郎先生

専門 社会保障、貧困問題
略歴 東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了。博士(社会福祉学)。
1990年代前半に知人の紹介で横浜・寿町簡易宿泊所街と出会う。バブル経済崩壊直後の日本社会の先端で、仕事や住居を失った日雇労働者や野宿生活者が失業・医療の問題に直面している現実を知る。寿町での医療生活相談活動や診療所と関わりながら、貧困問題と社会保障の実態や制度のあり方について調査研究を進めてきた。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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