臨床心理専攻には、心理検査の結果をもとにレポートを作成する授業があります。自らの無意識に目を向け、文字に書き起こす貴重な経験ができる点を気に入っています。
箱庭療法を自ら実践する機会も!
読書を通じて幅広い領域の知識を吸収
クライアントの声に耳を傾けることが必須
心理演習では、カウンセラー役とクライアント役のロールプレイに取り組み、理論だけではわからないカウンセリングの手法を実践しています。また、不登校の学生へのボランティア活動に取り組むことも。その中で私は、クライアントの課題にすぐ結論を出すのではなく、向き合い続ける=「待つ」ことを心がけています。
臨床心理士や公認心理師として人の心に寄り添いたいです。そのために現在は、大学院進学に向けて学びつつ、卒業論文の文献調査に取り組んでいます。私の研究はデリダという哲学者の概念『歓待』を精神分析学に結び付けるというもの。海外の研究トレンドなどもチェックし、納得のいく論文を完成させることが目標です。
河合隼雄という心理学者の本に影響を受け、臨床心理学に興味を持ちました。天理大学には、河合先生の影響を受けた先生方が多く在籍されており、心の「無意識」に注目する深層心理学を深く学べそうだと感じました。
心理学はあらゆる分野に関連付けることができるため、音楽を聴くことやスポーツをすること、筋トレをすることなど、身近な事象が自らの強みとなります。ぜひ、自分自身の「好き」を学びに接続してください。
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1限目 | 現代社会と福祉 | |||||
2限目 | 心理演習 | ユング心理学 | ||||
3限目 | 教育・学校心理学 | 心理学的支援法 | ||||
4限目 | ||||||
5限目 | ||||||
6限目 |
4年生次には卒業論文や大学院入試対策をはじめ、病院や保育園、養護老人ホームなどを訪問する実習にも取り組み、忙しくなります。そのため、今のうちに好きな本をたくさん読み、知識を蓄えておこうと考えています。
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