東海学院大学の管理栄養学科は、「栄養士」の資格取得に加えて、「管理栄養士」「臨床検査技師」の受験資格も取得可能。3つの国家資格を同時に目指せる全国で唯一の大学として、注目をあびています。本学科では国家試験対策はもちろんのこと、チーム医療の現場で役立つ総合力のある人材育成に努めています。カリキュラムは、社会と連携した実践型プログラムを組み込んでおり、栄養・保健・医療の分野で多様化する問題や課題を解決できる力を養います。この実践型プログラムには企業も多数協力しており、その一つに大塚製薬と連携した活動があります。この産学連携のプログラムでは、本学のアスリート学生を対象にスポーツ栄養指導を行い、根拠に基づいた運動生理学の知識も習得。将来の公認スポーツ栄養士取得に向けても、強化を図っています。
オリンピアを多く輩出する女子ホッケー部の学生を対象に、大塚製薬と連携し実践的にスポーツ栄養学を学習
ゼミでは地域や企業とも連携し、学生が興味を持ったテーマで卒業研究を行う。特に近年は市の特産物「各務原にんじん」のブランド化を課題とした、産学官連携・地域連携による動きが活発化。企業と共同開発したお菓子の全国販売や、給食・介護食の開発&提供、料理教室の開催など、様々な食育活動を展開している。他にも食品残渣から堆肥を作り、その堆肥を使用した畑で野菜を栽培。食の循環の仕組みを学ぶ「ゼロエミッション(ゼロ排出)」など、食・農・環境を意識した「環境マインド」を育成するプログラムにも力を入れている。
UHA味覚糖と共同開発した、各務原にんじん味のコロロ。防災パンや料理レシピなど、学生達が積極的に活動
知識や技術だけでなく、社会の現場で求められるのは「人間力」。大学4年間でいかにコミュニケーション力や企画力を養う力が、重要になります。みなさんの夢実現に向けて、私達教員が全力でサポートします。
脳内生理活性物質オピオイドペプチドに関する研究で博士(薬学)を取得。しかし研究を続けるうちに、薬で病気を治すことと同じくらい病気にならないように健康を維持するための「食」が大切だということに気づく。その後は「薬食同源」をテーマに研究活動を続けながら、栄養士・管理栄養士、臨床検査技師の育成に努めてきた。薬剤師、第一種衛生管理者、衛生検査技師、中学・高校教諭(理科)一種免許を持つ。
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