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  • 曽根 雅紀 准教授(生物分子科学、分子細胞生物学)

私立大学/東京・千葉

トウホウダイガク

こんな先生・教授から学べます

謎多き脳の機能原理に生物分子の視点でアプローチする先生

生物分子科学、分子細胞生物学
理学部 生物分子科学科
曽根 雅紀 准教授
先生の取組み内容

人の脳の機能原理は多くがいまだ解明されておらず、脳科学者がさまざまな専門分野からその難問に挑んでいます。その難問に、生物分子分野からアプローチしていくのが本研究室です。人の脳の病気に関係する遺伝子の70%以上はショウジョウバエにも確認されており、遺伝子を変異させたショウジョウバエの行動から遺伝子と脳機能の関連性を見つけ出し、それぞれの遺伝子の役割を解析していきます。私が脳のメカニズムの中で注目したのが、シナプスという脳の神経細胞をつなぐ情報伝達ネットワークの接合部分。その研究の過程で、アルツハイマー病を引き起こす原因たんぱく質を、シナプスに輸送する役割を持つ遺伝子発見に成功しました。神経変性疾患治療の基礎となる遺伝子機能の解明を進め、病気治療に貢献していきたいと思っています。

アルツハイマー病を引き起こす原因たんぱく質を、シナプスに輸送する役割を持つ遺伝子発見に成功

授業・ゼミの雰囲気

心や言語など、心理学・社会学を遺伝子の言葉で語る

謎多き脳の機能原理に生物分子の視点からアプローチし、脳の病気とショウジョウバエの共通点から遺伝子の役割を解明する曽根先生のゼミ。人間の遺伝子は数万、ショウジョウバエは約1万5,000。その多くが何のための遺伝子なのかがよくわかっておらず、まだその中にも重要な役割を持つ遺伝子が含まれている可能性が大いにあるという。脳のメカニズムや遺伝子を解明することは、病気治療だけでなく、心理学や社会学の分野も解析する可能性を秘めている。脳の研究が進めば、遺伝子の言葉で心理や社会を説明できる時が来るかもしれない。

脳の病気とショウジョウバエの共通点から遺伝子の役割を解明する曽根先生のゼミ

キミへのメッセージ

柔軟な発想と多角的な視点を忘れないでほしい

既存の概念や知識だけにとらわれることなく、柔軟な発想と多角的な視点を忘れないでほしいと願っています。それが新しい発見につながっていくのですから。

専門分野は、分子神経生物学

曽根 雅紀 准教授

東京大学理学部生物化学科卒業。東京大学大学院理学系研究科博士課程(生物化学専攻)修了。国立精神神経センター神経研究所、京都大学医学研究科、東京医科歯科大学難治疾患研究所を経て、現職。研究テーマは、ショウジョウバエモデルを用いた神経変性疾患の発症機構解明と治療法の開発、細胞内タンパク質輸送制御の破たんと神経変性発症機序との関連、細胞内タンパク質輸送制御の神経回路形成・脳機能発現における役割など。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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