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  • 沼田 愛さん(文学部/地方公務員)

さまざまな資料や文献を見ながら、毎日が勉強です

先輩の仕事紹介

地域の方と顔の見えるお付き合いで、何でも気軽に相談してもらえる人になりたい

地方公務員
文学部歴史学科/2010年3月卒
沼田 愛さん

この仕事の魅力・やりがい

文化財主事というのは公務員の中でも少し特殊で、文化財の広報の仕事をしています。地域のお祭りや伝統行事を、将来に伝えていくためのサポートをするのが主な仕事。私はその中でも主に民俗芸能である「秋保の田植踊」の支援に携わっています。例えば専門家の方と調査チームを組んで記録を残したり、補助金申請のお手伝いをして道具や衣装が新調できるようにしたり、発表会の準備や広報活動をしたり、直接地域の暮らしの中にお邪魔してサポート。この仕事の魅力は地域の皆さんと一緒に考え、悩みを分かちあうことで、その分実感のこもった「ありがとう」という言葉を頂けるところです。「大変だったけど頑張って良かったな」と思える瞬間ですね。

この分野・仕事を選んだきっかけ

歴史や地理を調べるのが好きだったので、もともとは社会科の先生になりたくて歴史学科を選びました。その後大学のカリキュラムで歴史の舞台を歩いたり、地域の方と関わる中で、歴史は歴史でも自分の身近にある歴史や文化の方に興味がわいてきたので、目標を博物館の学芸員にシフト。さらに学生時代にいろいろなプロジェクトに関わらせていただくうちに、私自身、民俗芸能のような地域の暮らしの中にある文化が好きになり、大事にしていきたいと思うようになりました。行政の仕事は、地域の方と一緒に悩んで解決していける仕事。そこに魅力を感じて文化財主事の仕事を選びました。

電話で地域の方の相談に乗ることもあります

これからかなえたい夢・目標

民俗芸能や民俗行事は暮らしに一番密着している文化財です。その活動をなんとか継続しようと頑張っている地域の方に対して、「とにかく変えないでください」「そのまま残してください」という学術的な観点からの一方的なお願いはなかなか難しいものです。地域のまちづくりや生涯学習など、いろいろなところに接点があるものなので、大きな視野を持って民俗芸能・行事を守り、地域全体を持ち上げる一つのきっかけになればいいなと思います。私もそのサポートができるよう、地域の方と顔の見えるお付き合いで、何でも気軽に相談していただけるような人間になりたいですね。

収蔵庫の中で、小学生に向けて民具についての授業中

沼田 愛さん

仙台市役所教育局生涯学習部文化財課勤務/文学部歴史学科/2010年3月卒/東北学院大学文学部歴史学科を卒業後、東北学院大学大学院に進学。文学研究科アジア文化史専攻を経て、2014年4月から仙台市役所の専門職員として働き始める。学生時代は「とにかく歴史の舞台に行ってみよう」という学科の方針から、さまざまなところに足を運び、博物館との連携プロジェクトも経験。学術的な調査の成果を一般の方に分かりやすく発表したり、一般の方向けのワークショップ運営に取り組んできたことが、今の仕事に生きている。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…
東北学院大学(私立大学/宮城)