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経済学って面白い!

経済学部 現代経済学科 村岡 浩次先生
◆先生のプロフィール
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学歴(学位)
2006年3月 早稲田大学商学部卒業(学士 商学)
2008年3月 早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了
      (修士 商学)
2014年3月 早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程
単位取得退学

職歴
2009年8月~2011年3月 内閣府経済社会総合研究所政策研究研修員
2011年4月~2014年3月 早稲田大学商学学術院助手
2013年9月~2014年3月 高崎経済大学経済学部非常勤講師
2014年4月 徳山大学経済学部講師
2017年4月 徳山大学経済学部准教授 現在に至る

その他
山口県企業局 電力システム改革対策プロジェクトチーム オブザーバー(H26~H29)
早稲田大学産業経営研究所招聘研究員

ちなみに、山口県の山口高校出身です。
地元で学生を教えられることを非常に嬉しく思っています。

◆経済学の概要と、学ぶことで身につく能力は?
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私の研究内容は、電力政策の規制改革、
競争政策の在り方と、その効果測定です。

現在では、
電力小売全面自由化(電気を誰からでも購入できるようにする制度変更)が2016年から開始されていますが、
私がそれを支持する論文を発表した2010年では、
全くその機運はありませんでした。

現在では、エネルギー政策は国の重要政策に位置付けられ、
その内容も日々変容を遂げており、
それにあわせて研究を行っています。

具体的には、最近では、
競争をさらに促す発送電分離(発電、送電、配電、小売を分けること)に関して本を出版させて頂きました。

このようなことを通じて身につく力は、
ものごとの本質を見抜く力ではないかと考えています。

私たちの周りには、普通では誰も信じて疑わないことや、
あるいは広く信じられていることが多くあります。

もちろん、その多くはそれを裏付けるような出来事が
あるのでしょうが、厳密にデータを取り、
それを実証した場合、
これまで常識とされてきたことが覆ることがあります。

だれかの言うことを鵜呑みにするのではなく、
自分自身で考え、実証してみて、真実を確かめる。
そのような観点と、その実証能力が身につくと考えています。

◆地域ゼミ:「地域のエネルギー政策を提案してみよう!」
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地域ゼミでは、
「地域のエネルギー政策を提案してみよう!」という
テーマのもと、学生たちの興味あることについて、
調査、研究しています。

エネルギーに関することで興味あることであれば
なんでもよく、
様々な発電方法の考案(2015年度)、
地震の際の避難場所・対策とライフラインである電力を途絶させないための方策(2016年度)、
周南市特有のエネルギーである水素に着目して、
将来自動車はどのようなエネルギーで走っているか、
自動車以外への使い道について考察してきました(2017年度)。

中国地方では珍しい水素ステーションを見に行き、
水素学習室でお話を聞くなど、
いずれも、すべて実地調査を行います。

自分たちの考えを実践していく中で、
学びが深まったり、逆に疑問が生まれたりなど、
普段の授業では行えない
フィールドワークの特長を生かした授業を行っています。

◆ゼミ生の学びの内容・ゼミ生の主な就職先
(活躍のフィールド)
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専門ゼミⅠでは、経済学の専門書を各自で分担し、
30分間パワーポイントで発表してもらった後、
みんなでその内容を議論します。

これによって、
発表者は就職活動で必要なプレゼンテーション能力や
論理的思考を磨いていきます。

また、聞き手は傾聴や、
発表者の内容に矛盾や疑問点はないかなど、
常に問題意識をもってディスカッションに臨みます。

このようなことを繰り返しているうちに、
就職活動で行われるような
グループディスカッションの練習にもなるとともに、

教科書を超えた新たな疑問が生まれ、
それが研究テーマになっていきます。

これらすべてに共通することは、
学生全員が主体的に授業に参加することです。

学問に対して貪欲なまでに取り組む姿勢は、
結果として卒業論文や就職先に表れています。

主な就職先:
日本郵政
山口県警
山口合同ガス
刑務官(女性)
その他、東証1部上場企業など多数

◆経済学を学んだらどんないいことがありますか?
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例えば、人生で重要な選択を迫られたとき、
あなたはどのように意思決定をするでしょうか。

これはとても難しい問題です。

経済学の本質は、自分の持っている選択肢をすべて理解し、
それらの中から最善のものを選ぶ訓練です。

これを経済学では、合理的な判断を下す、といいます。

自分はどのような選択肢を持っているかは、
人々がどのような行動原理にしたがって行動するか、
そして、その個々人の決定がどのように相互作用するか、
さらには、社会全体の影響も含めて把握する必要があります。

これが経済学の具体的な学びです。

そのようなものを理解して初めて、
「自分の選択肢はこんなにたくさんあったんだ」、
と気づきます。

経済学を学習することで、
今自分の身の周りに起きていることは何なのかを判断し、
自分にとっての最善の判断を下せるようになるのが、
経済学を学ぶ最大の魅力でしょう。

これらの力は単に大学生活だけでなく、
就職活動やその後の社会に出てからも
一生自分にとって有利に働きます。

◆経済学を学ぶ面白さ、高校生への応援のメッセージ
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経済学を学ぶ面白さ、それは
「まだこの世で発見されていない新しいものを見つけ出すこと」です。

みなさんの身の回りではいろいろな現象が起こっていますが、
それに何かしらの法則性があるとしたらどうでしょうか。

これまでばらばらに捉えていたものを、
一気に一つの概念としてくくれることになります。

このような法則性を発見するのが、経済学の面白さです。
自分で「こうなっているのではないか」、と仮説を立て、
データを集めて、自分の立てた仮説が正しいかどうかを検証していきます。そして、そこに一貫性が認められたなら、それはあなたが見つけた法則になるのです。

科学が進んだ現在でも、
未解明な現象はまだまだ数多く存在します。
そのような出来事から、あなた自身の法則を発見し、
社会の、あるいは経済の発展に貢献することが経済学の最大の面白みだと考えます。

是非、日本人初のノーベル経済学賞を目指してください!
徳山大学(私立大学/山口)