日本女子大学 文学部
人類が残してきた遺産をさまざまな角度から研究し、理解することで現代社会の問題解決に生かせる力を育む
学べる学問 |
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目指せる仕事 |
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初年度納入金: | 2024年度納入金(予定) 129万860円 (この他、実験実習料が必要となります) |
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日本女子大学 文学部の募集学科・コース
日本女子大学 文学部の学部の特長
文学部の学ぶ内容
- 日本文学科
- 日本語・日本文学・文化への広い視野と創造的な研究姿勢を養えるようカリキュラムを構成。さらに視野を広げるために中国文学・中国思想(漢文学)、図書館情報学、日本語教育学などの科目も設置。自発的に調査・考察する少人数演習を1年次から重視しています。
- 英文学科
- 英語の「listening」「speaking」「reading」「writing」の4技能を習得した上で、「イギリス文学」「イギリス文化研究」「アメリカ文学」「アメリカ研究」「言語・英語研究」「英語教育」の6つの専門分野を横断的に幅広く学びます。全員必修の卒論は英語で執筆、英語力と異文化理解力を備え、国際的に活躍する人材を目指します。
- 史学科
- 歴史の基礎を系統的に学んだ後に、「日本史」「東洋史」「西洋史」の3コースに分かれて研究をします。さらに歴史を広く深く学ぶために、宗教学や地理学、博物館学、考古学・民俗学などの関連分野をカリキュラムに配置しています。史料の読解・検証を通して、新しい歴史像を求めます。
文学部の授業
- 少人数による教育
- 全学科でゼミ形式の講義を展開するなど少人数による教育を実施し、一人ひとりをきめ細かくサポート。教員との距離が近いため、アットホームな雰囲気が特徴です。
研究室の先生に分からないことを質問できるオフィスアワー制度では、勉強や進路に関することをいつでも相談できるアドバイザーも配置。教職員がきめ細かく学生の向学心を支えています。
そして4年間の学修の集大成として、卒業論文を必修としています。
文学部の卒業生
- 社会に貢献する数多くの卒業生を輩出
- 1901年(明治34年)の創立以来、学術分野・社会・国際舞台・地域・企業・NGO/NPOなどで活躍する多くのリーダーを輩出しています。「女子を人として教育する」という建学の精神は伝統として脈々と受け継がれており、卒業生は、生涯を通して自分らしく、磨かれた個性と教養を発揮しながら、社会の多彩な分野で活躍しています。
文学部の学生支援・制度
- 全学的な文理融合のプログラムを設置
- 2021年、本学の全学的な情報教育科目群は、文部科学省が定める「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」に認定されました。必修科目として全学生が数理・AI・データサイエンスに関する基礎的内容を学びます。さらに、「キャリア教育認定プログラム」「社会連携教育認定プログラム」「AI・データサイエンス・ICT教育認定プログラム」の3つのプログラムも設置し、専門教育とともにこれらのプログラムを履修することにより、豊かな思考力・表現力・実践力を身につけます。
- 学びの意欲をサポートする多彩な奨学金制度
- 経済支援として、日本女子大学桜楓奨学金(30名程度、30万円給付、2022年度実績)等があります。奨励賞として、日本女子大学学業成績優秀賞・研究奨励賞(2~4年次の各学科1名、授業料半額免除、2022年度実績)の他、各学部・学科による独自の表彰制度もあります。また、創立者を記念し、学業人物優秀者を表彰する成瀬仁蔵先生記念賞(学部4年次、記念品授与)があり、卒業式で表彰しています。その他、学寮に入寮した地方出身者を支援する日本女子大学泉会spring新入生奨励金(15名程度、20万円)等があります。
- 目白キャンパス敷地内の食事付き学寮
- 全室個室の学寮がキャンパス敷地内にあります。
【安全】寮地区に警備員を配置、寮建物に管理人が常駐、入退館システムで管理しています。門限は24時です。
【運営】寮生と学寮担当の教職員が関わりながら運営しています。管理は業務委託しています。
【個室】居室は約8畳、家具、ベッドは作り付けです。
【交流】各階の談話室はキッチン付きで、学科を超えた交流の場となっています。
【食事・清掃】朝食・夕食付きで、清掃(共有場所)は委託しているので、生活時間にゆとりができます。
- 世界の名門大学で専門分野を学ぶ協定大学留学制度
- 在学中に最長1年間留学できる協定大学・認定大学留学の制度があります。夏期や春期など長期休暇中には多彩な大学公認海外研修もあります。
【協定大学一覧】(抜粋)
〔米国〕ウェルズリー・カレッジ、マウント・ホリヨーク・カレッジ、オレゴン大学〔カナダ〕マギル大学〔韓国〕梨花女子大学〔英国〕ノッティンガム大学、ブリストル大学、ランカスター大学、ヨーク大学、ウォリック大学〔仏〕ボルドー・モンテーニュ大学〔スウェーデン〕ウプサラ大学(教育学部)〔中国〕河南師範大学〔台湾〕静宜大学、逢甲大学(建築専業学院)〔ベトナム〕フエ大学外国語大学
文学部のキャンパスライフ
- 2021年4月、百二十年館が開館、新しい目白キャンパスでの学びがスタート
- 創立120周年を迎えた2021年4月、本学卒業生であり世界的な建築家 妹島和世氏のグランドデザインによる新たな目白キャンパス(東京都文京区)での新しい学びが始まりました。人間社会学部を西生田キャンパスから移転し、創立の地・目白キャンパスに家政学部、文学部、人間社会学部、理学部を統合しました。2023年4月には国際文化学部を開設、2024年4月には建築デザイン学部(仮称)を設置予定(構想中)であり、私立の女子総合大学として文理融合の多様な連携を推進します。教育・研究室棟の百二十年館は、2019年に開館した図書館に続き、「ラーニング・コモンズ」を備えた明るい空間となっています。また新学生棟の杏彩館(きょうさいかん)も合わせて、創立者・成瀬仁蔵の教育方針である「自学自動」、すなわち自ら学び、自ら行動する学習姿勢を育む環境で、多様で非連続に変化する社会において、新しい明日を共に創る人材を育てています。