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  • 松本 将史さん(生物資源科学部 海洋生物資源科学科/食品製造)

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先輩の仕事紹介

高校から生まれた水産加工会社で、地域の未来に貢献したい。

食品製造
生物資源科学部 海洋生物資源科学科/2001年3月卒
松本 将史さん

この仕事の魅力・やりがい

新潟県立新潟海洋高等学校で、16年間教員として勤務してきました。そこで生徒と取り組んできたのが、イクラを取った後の鮭の魚体を使った魚醤の開発と製造・販売です。これまでは、高校の同窓会が運営する水産加工所で商品をつくっていましたが、食品会社としての体制や責任なども考え、2018年に株式会社能水商店を設立。事業を引き継ぎ、社長として経営に専念することになりました。当社の事業は、海洋高校の生徒にキャリア教育の場を提供するだけでなく、これまで市場価値の低かった鮭を使い魚醤を生産することで、地域の活況創出にも貢献し、また消費者にも喜んでいただくことができます。大変にやりがいの多い仕事だと考えています。

業界ココだけ話!

現在、商品の製造は当社の社員やパート、海洋高校の生徒などが行っています。鮭の魚体を使った魚醤「最後の一滴」を始め、それをベースにしたポン酢「うおぽん」、地元で水揚げされる海産物を使った「甘えび醤油」や「あんこう醤油」など、ラインアップも増えてきました。高校生が開発した商品というのはよく耳にしますが、一過性のものや話題づくりで終わってしまうことも少なくありません。しかし当社の場合は、地元の資源を有効利用し、雇用も生み出すなど、実際的な成果を上げています。こうした取り組みは社会的にも高い評価をいただき、グッドデザイン賞やフードアクションニッポンアワード審査委員特別賞などを受賞しています。

工場の発酵窯で魚醤「最後の一滴」を製造

これからかなえたい夢・目標

当社の近隣には、新潟県でも有数の鮭資源に恵まれた河川があります。そこでは、漁業組合の方々が秋に遡上する鮭を捕まえ、人工授精をして稚魚を育て、春になると放流することで資源の適正な管理を図っています。そのおかげで私たちも魚醤「最後の一滴」などを生産することができるわけです。しかし組合員の方々も高齢化が進み、いつまでこのサイクルが維持できるかわかりません。今は、私が組合員として個人的に鮭の捕獲などをお手伝いしていますが、今後は当社の社員が鮭の放流事業をサポートしていくことで、持続可能な地域の産業として定着させることができればと願っています。

レストランや道の駅に販路を広げています

松本 将史さん

株式会社 能水商店/生物資源科学部 海洋生物資源科学科/2001年3月卒/子どもの頃から釣りが好きで、海洋系の学科をめざしたという松本さん。学生時代は学科の釣り仲間と海外まで遠征に行くほど釣りに熱中していました。卒業後は好きなことを通じて生徒と関われる教員を目指していたことから教職を取り、郷里の新潟県に戻って県内唯一の海洋高校へ赴任。これまで16年間教鞭を執ってきました。若い頃は釣りや山登りなどを楽しむ時間もありましたが、現在は「趣味は仕事」というほど、会社経営と現場での実務に忙殺される日々だそうです。とはいえ「安定していた公務員の頃よりも、今の方が充実していますね」と、その表情はにこやかでした。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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