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  • 田野中 大さん(生物資源科学部 森林資源科学科/林業技術者)

造林の仕事は地元の方とのコミュニケーションが大切

先輩の仕事紹介

緑のダム「水源林」をつくり、未来へと手渡すやりがいのある仕事です。

林業技術者
生物資源科学部 林学科(1996年4月より森林資源科学科に名称変更)/1997年卒
田野中 大さん

この仕事の魅力・やりがい

森林には水を貯える機能があり、こうした森林は「水源林」と呼ばれています。森林整備センターでは、地元の土地所有者や森林組合の方と協力し、荒れた土地に植栽を行うことで、水源林を整備・造成する事業を行っています。私は現在、長野市にある事務所に勤務し、担当する造林作業の指導や検査などで、県内全域を飛び回る毎日です。こうした造林地の管理は、土地所有者の方との契約により非常に長い期間に及びます。そのため、毎年の森林の成長を目の当たりにすることができ、それが大きなやりがいともなります。赴任した時には小さな苗木だったモノが、転勤の時には背丈を超えるほど成長しているのを見るのは、やはり嬉しいものです。

業界ココだけ話!

この仕事は転勤があるため、私も北海道から九州の事務所を巡ってきました。その分、日本各地の名所・旧跡やおいしいものに触れることができたので、自分では得できたと思っています。また、仕事の現場に向かうために、山に登る機会も頻繁にあります。その時は一般の人が通らないようなルートを歩くため、まず見ることのできない絶景に出会えることもある、というのも役得です。クルマを降りてから数時間から半日ぐらいも歩くこともあり、ジムに行かなくても間違いなく体力はつきますね。朝から歩いて山で食べる昼食はなによりのごちそうで疲れも吹き飛びます。

このように豊かな水源林を全国で造成しています

これからかなえたい夢・目標

赴任先にはそれぞれ思い出がありますが、とくに印象深いのは札幌時代の足寄町での出来事です。平成18年、低気圧の影響で町有林などが見渡す限り倒れてしまうという大災害がありました。当時は私も広い北海道を札幌から足寄までクルマを飛ばし、泊まりがけで通っていたことを覚えています。幸い関係機関の尽力もあり、2年程度で復旧計画を終えることができたときは、本当に感激したものです。このように、若い頃自分たちが手がけた森林には愛着が湧きますので、将来、その成長ぶりを見て回りたいと思っています。30~40年も経てば景色も変わっているでしょうから、今からとても楽しみです。

新たな水源林造成のための資料を作成しています

田野中 大さん

国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林整備センター 長野水源林整備事務所 勤務/生物資源科学部 林学科(1996年4月より森林資源科学科に名称変更)/1997年卒/卒業と同時に森林整備センターに入所し、これまで全国各地の造林に携わってきた田野中さん。ご本人はそうした生活をむしろ楽しまれているようですが、若干心配なのはご家族のこと。「小学生の一人息子がいますが、転校の後はやはり少し寂しそうにしていましたね。今は楽しくやっているようですが。また転勤族だけに、家族の絆は強くなったと思います。どこへ行っても川や海へ行って家族で遊ぶことが多いんですよ」と話してくれました。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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