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  • 森 司 教授(生物機能化学、進化生物学)

こんな先生・教授から学べます

恐怖と生物進化の関係について研究する先生

生物機能化学、進化生物学
生物資源科学部 海洋生物資源科学科
森 司 教授
先生の取組み内容

私は恐怖が生物の進化にどのような影響を与えるのか、カエル幼生と捕食者であるサンショウウオやヤゴの幼生を用いて研究しています。エゾサンショウウオのいる環境に置かれたオタマジャクシは、数日ほどで頭部が膨張し、丸呑みされないような姿に変わります。ヤゴがいる場合は尾部が大きくなり、遊泳能力の向上や頭部への攻撃を避けようとします。いずれも同じ遺伝子を持つ個体が、条件に応じて別の形態を取る『表現型可塑性』の代表例です。私はこうした現象に注目し、頭部の膨張はヒアルロン酸に体液が結合して起こること、また体の表皮を耐水性の膜で包み、水が体外に出ないようにしていることなど、分子生物学的なメカニズムを明らかにしてきました。今後は恐怖やストレスが脳の構造や機能に与える影響にも目を向け、一層の解明に取り組んでいます。

エゾサンショウウオを用い、恐怖と生物進化の関係を研究しています

授業・ゼミの雰囲気

暗記だけではすぐに忘却してしまう、何事も原理から自分で考え理解することが大切

授業では単なる暗記は無意味です。“なぜ”この試薬を添加するのか、“なぜ”このようなことが起きるのか、原理から考えて理解することに重点を置いています。また研究室では生物のさまざまな生命現象を分子のレベルから研究しています。解析手法として質量分析イメージングを用い、これまで可視化できなかった脂質代謝物の局在解析についても研究を行っています。森先生は「朝から晩まで実験の成功を追い求め、学生が苦しみながら自らの道を見出すような研究室にしたい」と願っています。

実験に使うカエルやサンショウウオの世話も、学生たちの大切な仕事です

キミへのメッセージ

"人生は短い"これは真の命題である!また人間の年齢は等価ではない!

20歳と60歳の1日は等価ではありません。若い人は努力すれば刮目するような将来も手に入りますが、そのために準備をした人と漫然と過ごした人では、想像を絶する厳酷も生まれてしまいます。ぜひ健闘を祈ります。

まずは努力により道が開けます。何事も自分で開拓する力を身に付けてほしいと思います

森 司 教授

筑波大学大学院環境科学研究科環境科学修了。その後、石川島播磨重工技術研究所、北海道大学水産学部を経て現職。博士(工学)。現在の研究テーマは大きく三つ、1捕食者暴露ストレスによるオタマジャクシの形態変化、2成長ホルモン(GH)遺伝子組換えアマゴの研究、3深海に棲むマリアナイトエラゴカイの耐熱機構に関する研究など。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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