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  • 大滝 忠利 准教授(獣医臨床繁殖学)

こんな先生・教授から学べます

牛や豚など家畜の繁殖について研究している先生

獣医臨床繁殖学
生物資源科学部 獣医学科
大滝 忠利 准教授
先生の取組み内容

私は乳牛のルーメン(一番目の胃)内環境と繁殖機能との関連について調べています。これまで、乳牛に栄養豊富なトウモロコシなどの濃厚飼料を与えすぎると、ルーメン内でエンドトキシン(内毒素)が増加し、血中に吸収されることで繁殖能力に悪影響を及ぼすのではないかという説が唱えられてきました。しかし私の研究によると、仮にルーメン内のエンドトキシン濃度が上がってもルーメンやその他の消化管が炎症を起こしていなければそれほど血中に吸収されることはないことや、エンドトキシンを解毒する肝臓の健康度が重要である、ということなどがわかってきました。結局、解決策は畜産農家それぞれで異なり、エサの与え方や栄養改善などをきめ細かく考えていく必要があると考えています。

研究のため乳牛のルーメン(第一胃)液を採集しています

授業・ゼミの雰囲気

繁殖関連の診療に必須となる直腸検査技術をしっかり身につけ、研究に取り組んでほしい。

診断・治療に直腸検査が多用されるという獣医臨床繁殖学。その実習では的確に繁殖関連の診断ができるよう、臓器子宮や模型で練習をした後に実際の生体を扱い、直腸検査技術をマスターしてもらうようにしています。一方、研究室では学生の自主性を重視しているという大滝先生。「自分自身で考え、その仮説が正しいかどうかを教員と議論するような形で指導しています」と話します。普段はアットホームな雰囲気を心がけていますが、実験や酪農家さんに出向いて診療する場合など、時には厳しく指導にあたることもあるそうです。

近隣の酪農家におじゃまして行う参加型臨床実習で学生に各種検査技術を指導

キミへのメッセージ

獣医学とは、人間の食を守るためにある学問である。

獣医師の一番の役割は、畜産業すなわち人間の食を守ることだと思います。その職域は、動物の臨床だけでなく家畜保健所の公務員など幅広い分野に渡っています。最近はこうした世界で活躍する女子学生も増えています。

産業動物の臨床では酪農家さんと信頼関係を築くことがなによりも大切です

大滝 忠利 准教授

酪農学園大学 酪農学部獣医学科卒業、同大学院 獣医学研究科 博士後期単位取得満期退学、北海道立根釧農業試験場 研究部、日本大学 生物資源科学部専任講師を経て現在同准教授

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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