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  • 岩佐 真宏 教授(進化生物学、生物地理学)

こんな先生・教授から学べます

野生動物の分布や生息環境について研究する先生

進化生物学、生物地理学
生物資源科学部 動物資源科学科
岩佐 真宏 教授
先生の取組み内容

日本に分布する野生のネズミは、約20種類前後。その4分の3は山岳や森林などに人知れず生息しています。彼らは地殻変動や海面の上昇・下降による陸地の変化に合わせて移動し、分布域を拡大してきたと考えられます。また、日本にいる野生のハツカネズミは、数千年前に東南アジアなどから渡ってきた、古い時代の外来種です。ところが最近、北海道の酪農地帯で北米の遺伝子を持ったハツカネズミが発見されました。これは近年輸入された牧草に紛れ込んでいた可能性が高く、ヒトやモノの移動に付随しても生物の分布は変化します。こうした事例を調査することで、生物としての彼らの歴史や展開してきた環境がわかり、ひいては生物の種というものがどうやって決まっていくのか、理解できるようになります。それが私たちの大きな研究テーマでもあるのです。

野生動物の研究に欠かせない学術標本。その作製は最も大切な作業のひとつです

授業・ゼミの雰囲気

学問とは自分で考え行動すること、そこから新たな疑問が生まれ、次の謎解きが始まります

研究室は、時には雑談で盛り上がることがあっても、基本的には大学らしいアカデミックな雰囲気を大切にしています。フィールドワークで野外作業をすることもあります。自然の下で汗をかくことで、さまざまな発見があり、次の研究へとつながるヒントもたくさん見つかります。“学問”とは既知の知識を得るだけでなく、その知識を礎に未知の現象を解明していくことです。研究室の学生には未知の領域にチャレンジしているという自覚を持ち、自分で考え自分で行動することを心がけてほしい。そう考え岩佐先生は指導に努めています。

カワネズミが生息する渓流での環境調査。流速や水深、底生動物相などを調べています

キミへのメッセージ

生物学は観察眼が大切、実際に自分の足と自分の目で確かめてほしい

つねに“観察眼”と“なぜ?”を忘れないでほしいと思います。どんな事柄についても、その原因に興味を持つことがサイエンスの原点です。また観察眼が優れていれば、いろんなものに惹かれ興味も湧いてくるでしょう。

研究室には現在1万点ぐらいの学術標本があります。これは人類共有の財産だと考えています

岩佐 真宏 教授

弘前大学理学部生物学科卒業。同理学研究科生物学専攻修士課程修了。北海道大学地球環境科学研究科生態環境科学専攻博士課程修了。その後、山階鳥類研究所、北海道大学大学院獣医学研究科客員研究員、日本大学生物資源科学部専任講師、准教授を経て現職。博士(地球環境科学)。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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