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ニホンダイガク

こんな先生・教授から学べます

iPS細胞を使い、犬の病気の治療法を探る先生

獣医学、整形外科学、再生医療学
生物資源科学部 
枝村 一弥 教授
先生の取組み内容

日本大学動物病院では、一次診療の動物病院では対応するのが難しい病気に罹った動物を受け入れ、放射線療法や高度な外科手術など、最先端の治療を行っています。しかし最近は、動物も人間同様に高齢化が進み、従来の治療法では治せない病気も現れてきました。そこで注目されているのが、医学分野で成果を上げているiPS細胞を使った再生医療です。2019年、私たちの研究グループは、世界で初めて臨床応用可能な犬のiPS細胞の作製に成功。再生医療への歩みを大きく前進させました。iPS細胞により克服が期待されている病気のひとつが、歩くのがつらくなるという変形性関節症。調査によると10歳以上の犬の40%にこの疾患があるとされ、治療が可能になれば、犬と飼い主さんのQOL(生活の質)改善に大きな福音となるはずです。

いまや多くの飼い主が犬・猫を家族のように捉え、人間と同様の高度な獣医療を望んでいます

授業・ゼミの雰囲気

自分で考え、自分で解決できる力を身につけてもらえるよう、授業でも研究でも自主性を重んじています。

最近の学生は、与えられた課題をこなす能力は非常に高い。その上でさらに、自分で考え、探究心を持って自分で解決できる力も身につけてほしいと枝村先生は考えています。ですから授業や実習では、一方的に話すのではなく、双方向的に考えを問うような形で展開することを心がけています。卒論などの研究テーマも、基本的には学生がやってみたいものを選んでもらい、相談しながら決定するようにしています。自分が興味ある研究を遂行することにより、もっとも効果的な結果が得られると確信しているからです。

風通しがよく、教員と学生がいつでも話しやすい、アットホームな研究室づくりをめざしています

キミへのメッセージ

獣医学の研究は、社会に大きく貢献できる可能性を持っている。

獣医師の仕事は動物の診察だけに限りません。大学での研究を通じ、より多くの動物の命を救うことや、ヒトの医療に貢献することもできます。このように、社会に大きく寄与できるのが獣医学での研究の醍醐味なのです。

自分の手で直接病気やケガの治療ができる、その部分にやりがいや興味を感じ、私は外科学を志望しました

枝村 一弥 教授

日本大学農獣医学部 獣医学科卒業、東京大学大学院農学生命科学研究科獣医学専攻博士修了、日本大学生物資源科学部教授。博士(獣医学)。小動物外科専門医。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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