健全で美しい構造デザインを目指して！！／日本大学【スタディサプリ進路】

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健全で美しい構造デザインを目指して！！

理工学部　建築学科　特任教授　中島　肇

構造デザインとは、地震、台風、大雪などに対して建築物の安全性を守る役割を果しながら、建築設計、設備設計と一緒に建築物を設計するものです。
構造設計、技術開発から施工管理までの豊富な実績を有する教授が、実践的な研究と教育を行っています。具体的には、鋼構造の構造デザインおよび雪と建築の諸問題などを扱う対雪設計を研究しています。
幅広い領域を考慮した健全で美しく、しなやかな構造デザインを目指して研究しています。大きな建築物でも、細部まで繊細な美しさと安全性を求めて構造デザインができるよう研究と教育をしています。
また、2014 年2月の首都圏の大雪被害を受けて、少雪地域の対雪設計法が注目されています。少雪地域にある数少ない研究室として、多くの雪の研究者とともに雪と建築に関する諸問題などの研究を進めています。雪下ろしのために屋根に上り落下したり、屋根からの落雪に巻き込まれたりする、屋根雪に関わる人身事故が多数発生していることはあまり知られていません。この対策として屋根に上らずに屋根雪を処理する方法も研究中です。