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私立大学/東京・福島・千葉・神奈川・静岡

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歴史・自然資源を活かした観光まちづくり

理工学部 まちづくり工学科 准教授 川田(押田)佳子
 ランドスケープとは地形や土壌、植生など地域の自然環境など景観の諸要素だけでなく、そこに生活する人々の活動の相互作用によって形成された空間そのものを指し、地域観光の基盤となります。例えば、四季折々の色彩に富んだ風景や、地域の自然と共存するために根付いた文化は、観光資源として来訪者を誘います。
 私はこのランドスケープの視点より、都市公園や国立公園などの自然公園、歴史的なまちなみを有する観光地などにおいて、地域の自然や文化を取り入れ、それぞれにあった自然環境保全や観光計画に取り組んでいます。
具体的な研究のテーマとしては、わが国を代表する歴史観光都市・鎌倉における観光の歴史を紐解きながら鎌倉時代以降継承されてきた観光資源を抽出、現代観光への展開を検討する研究、離島において住民の流失に伴う人口減少などにより近年消失の危機にある祭祀および祭祀空間の今後の継承のあり方を提案する研究、高尾山のように過度のオーバーユースに伴う自然観光地における適正利用のあり方を検証する研究、などがあります。対象は幅広いですが、いずれも地域の人々と自然との関係性の築き方を考えるという共通点があります。皆さんも、一緒に考え、地域観光のあり方を提案していきましょう。
日本大学(私立大学/東京・福島・千葉・神奈川・静岡)
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