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”ナノテク材料で光を操る” 革新的太陽電池、副作用のないがん治療を目指して

理工学部 物質応用化学科 教授 須川 晃資
20世紀は“電気の世紀”であり、電気エネルギーを自在に操り、社会生活は飛躍的に発展しました。21世紀は“光の世紀”です。光エネルギーを自在に操る技術が確立できれば、環境調和社会や、人々の健康に大きく貢献でき、もっと人間社会は豊かになります。例えば、太陽光発電の更なる進化が見込まれるほか、水素エネルギーを、環境に負荷をかけずに水と太陽光のみから生み出すことができるのです。また、副作用の一切ないがん治療も期待できます。
 我々はこの大いなる目標に向かい、ウィルスよりも微小な“ナノ材料”に注目しています。特に金属の微小な粒子は、光を当てるとその光エネルギーを“補足”し、溜め込むことができることが分かってきました。この微小な金属粒子を化学の力で思いのままに合成し、その光エネルギーを補足する能力を活用することで、太陽電池の飛躍的な性能の向上、そしてテレビのリモコンのような低い光エネルギーで癌細胞を死滅させることに成功しました。この技術をさらに高めて人々の社会生活に“夢”をもたらすべく、研究を推進しています。
<メッセージ>
大学研究は“夢とロマン”にあふれています。我々も「この技術が完成できれば、世界が変わる」という思いを胸に秘め、日々、多くの学生同士が活発に議論しながら研究に邁進しています。皆さんも大いなる夢と目標をもって、我々と一緒に研究をしてみませんか?
日本大学(私立大学/東京・福島・千葉・神奈川・静岡)
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