2020年度より設置された教育学部発達教育課程長として、発達の連続性と多様性を理解し、乳幼児期から児童期、青年期へと学びをつなぐことのできる教員・保育者の養成に力を入れています。発達教育課程では、特別支援教育について学ぶ「特別支援教育専修」、幼児教育と小学校教育の接続について学ぶ「初等連携教育専修」、心理学をベースに“心の教育”について学ぶ「児童心理教育専修」、乳幼児の教育・保育と子育て支援について学ぶ「幼児心理教育専修」の4つの専修に分かれ、少人数の仲間とともに学び合い、「学びをつなぐ」教員・保育者を目指します。私個人では、学校における教育相談・生徒指導について研究。学校は子供の成長や発達をどのように援助し、人格形成を行っていけるかについて幅広く研究しています。
教育学部の学生は、授業だけでなく課外活動にも熱心に取り組み、活気に満ちています
会沢教授は『カウンセリング』『教育相談』などの授業を担当。「教育相談・生徒指導の基本は、子供、保護者、同僚などと良好なコミュニケーションを通して信頼関係を築くことと、子供たちが安心して過ごせる学級を作ることです。授業では、学生同士がこれらを体験できるよう、できるだけ学生同士が関わり、お互いに聴き合ったり、相手の良さを見つけ合うような活動を取り入れています」。また、ゼミでは各自の卒業論文テーマについて発表し、それについて仲間同士で助言をし合うため、お互いが高め合い、成長することができます。
教員の指導だけでなく、学生同士が助言し合うことで、幅広いテーマについて理解を深めることができる
子供の成長、発達、人格形成に直接携われるのは、親と教師・保育者だけ。やりがいのある仕事である一方で、そこには責任の重さが伴います。この責任を担う強い使命感と決意を持つ皆さんをお待ちしています!
専門:教育相談、生徒指導
筑波大学卒業、筑波大学大学院修士課程修了、立正大学大学院博士課程満期退学。函館大学専任講師を経て、現在は文教大学教育学部教授・発達教育課程長を務める。
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