読書好きな少女が、いつか本に囲まれて仕事をしたいと思っていた夢を実現。国際言語・文化学科で学び図書館で働く木田さんにお話しを聞きました。
在学中に写したノートは今でも参考にすることがあります
情報化社会になりITにも対応できる知識が必要です
中学、高校で図書委員を務めるほど本が大好きでした。学校以外でも図書館に通うなど、時間があればいろんな本を読んでいました。そんな時、図書館で働く職員の方と親しくなり、図書館で働くにはどうすればいいか?という質問をしたら、その方は司書になりなさいと教えてくれました。それが初めて司書を知ったきっかけです。地元大好きなので、大分で司書の資格を取れる大学はないかと探したら別府大学があり入学を志望しました。
図書検索機の使い方を利用者にレクチャーします
どこに何の本があるか場所をしっかりと把握しておきます
図書館員としての知識を基本から学べました。その中でも、高校の図書館で学校司書の方から話を聞いたり、幼稚園で絵本の読み聞かせを行ったりできたことは貴重な体験でした。また、司書以外にも教職課程で教育実習や介護実習を経験したことで、図書館の児童サービスや高齢者サービスへの見識を広めることができました。いろんな経験が偏りのない知識修得につながっています。
図書館サービスを充実させて、利用者の役に立ちたいです。110万冊を超える蔵書から必要な資料を俊敏に探し出したり、「こんな本はないか?」といった質問に複数の資料を紹介したりできるようになるなど、まだまだ覚えることはたくさんあります。このような仕事をレファレンス(調査相談)といい、利用者と直接対面して本探しのお手伝いをします。これからも利用者の方の課題解決に役立てるよう努めていきたいです。
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