しんどいことがたくさん待っていますが、 それを乗り越えて看護師になってください。
佐野高等学校
井上 美和（北野病院 勤務） 2012年度入学
Ｑ．今現在の所属と仕事内容を簡単に教えてください。
Ａ．北野病院の9階西病棟で働いています。9階西病棟は眼科・糖尿病内科・呼吸器内科の3科混合の病棟です。そこで後輩の指導や実習学生担当として看護実習に来る学生の指導をしています。
Ｑ．思っていた「看護師」像と実際働いてみての「看護師」像でギャップはありましたか。
Ａ．ギャップしかなかったような気がします。学生として病院で見ていた看護師、患者様側の家族として見た看護師、実際に働いてみた看護師…それぞれすべて違いました。
Ｑ．やりがいを感じるときはどんなときですか。
Ａ．患者様に感謝されたときや、ケアの中で患者様から満足そうな言葉を聞く事ができた時です。
Ｑ．日々の業務の中で、大変だと思うことはありますか。
Ａ．患者様によって対応を変えないといけない場合や、しなければならないケアもさせてもらえない時があるので、患者様の個別対応が大変です。他の先輩や同期の力を借りたり、時間を空けて対応したり、どうしても難しければ医師とも協力してなんとか乗り切ります。
Ｑ．大学で学んだことは日々の業務に生かされていますか。芸術療法を学んでてよかったと思うような場面はありましたか
Ａ．国家試験のために勉強したことが新人の時は役に立ちました。知識として知っていることが、実際の現場を見てやっと理解ができたような気がします。学生の時にセラピーメイクの授業で学んだエンゼルメイクは知っていてよかったと働きだしてから思います。
Ｑ．看護師を目指す高校生へのメッセージ
Ａ．誰かの為を思って行動する仕事なので、人の役に立ちたいと思える人、相手の立場になって行動できる人に看護師として働いてもらいたいです。良いことややりがいを感じられることばかりではないので、本当の意味で大変な仕事だとわかった上で目指してほしいなと思います。大学に入ると勉強や実習など、しんどいことがたくさん待っていますが、それを乗り越えて看護師になってください。そしてぜひ一緒に働きましょう！！
この先輩が卒業したのは・・・
宝塚大学 看護学部 看護学科
「ハートの看護を、アートで学ぶ。」豊かな人間性を併せ持つ看護師をめざす。
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