現在、公務員として地元の南伊勢町役場に勤務しています。2022年からは税務住民課で、確定申告のサホートや固定資産税・所得税・相続税などに関する相談、勉強会などを行っています。2月から本格的にスタートする確定申告では、町役場が税務署の代行窓口として確定申告の受付・サホートをしています。地元企業や個人事業の方の申告方法から税の相談、申告に必要なマイナンバーカードの取得など、さまざまな付随業務があり大変ですが、安心して利用されている姿を見られることにやりがいを感じています。「若くても税の専門家として安心して任せられる!」と頼っていただけるよう、税の勉強にも取り組んでいます。
高校時代から「公務員になって、地元に貢献したい」と考えていました。地元の三重県からあまり離れずに公務員試験合格に実績ある大学を探していたところ、愛知文教女子短期大学を知りオープンキャンパスに参加。地元から出ることに不安がありましたが県外出身の先輩が多いこと、先生と学生との距離が近いことが心強く、この学校に進学しました。社会と直接かかわりながら学べる「産官学協働プロジェクト」の一環で稲沢市役所を訪れた際、地域を盛り上げようと試行錯誤し奮闘する職員の方の姿に感動し、地元の南伊勢町役場への就職を希望。キャリアセンターのサホート、インターン制度などをフルに活用し、目標を実現することができました。
在学中は、地域の身近な課題解決に主体的に取り組むPBL(問題解決型授業)を通して、ビジネスマナーやビジネス実務、コミュニケーション能力など社会で役立つ力を幅広く身につけることができました。地域の課題解決に尽力したいと考えるようになったのも、PBL(問題解決型授業)での経験がきっかけです。税務住民課では保険をはじめ、相続、お金に関する様々な相談に対応しているので、FPの授業で得た知識も生かせています。多彩なカリキュラムや市役所で実際の仕事を見学できる機会も多く、目標を具体的にイメージできました。2年間の学生生活が充実していたことで、自分のやりたいことを見つけることができました。
南伊勢町役場勤務/生活文化学科 生活文化専攻 情報ビジネスコース 卒/2020年卒