園児たちとの毎日はいつも新鮮!笑顔に支えられてます
昭和学院幼稚園の幼稚園教諭としてもうすぐ3年目。1年目に受け持っていたのは、先生と子どもとの信頼関係がある程度築けている、4~5歳の年中クラス。2年目の今は3~4歳の年少クラス「たんぽぽ組」で、30人の園児たちの担任をしています。最初の頃は、年少の子どもたちとの関わり方が分からなくて悩みました。それでも毎日一緒に過ごすうちに信頼関係が生まれて、今ではクラスとしてのまとまりも感じるようになっています。この仕事の魅力は、子どもの成長を身近で感じられる点。「先生できない!やって!」が口癖だった子が「先生できた!みてみて」と笑顔で来くれたりすると「ああ、1年で大きく成長したんだなあ」と嬉しくなります!
私が幼稚園生だった時、担任の先生が優しい人で、その幼稚園のことも先生のことも大好きでした。その頃から「幼稚園の先生になりたい」という気持ちは芽生えていたと思います。早く幼稚園教諭になりたくて、2年間で資格が取れる昭和学院短期大学を選びましたが、振り返ると学生時代は本当に忙しかった!レポートや課題に追われながら実習やイベントに打ち込んでいました。高校まで苦手だったのに、短大で勉強するうちに好きになったのが、幼稚園教諭には欠かせない「造形」。今では子どもたちと楽しく折り紙を折ったり粘土でキャラクターを作ったりしています。また気になる子どもへの対応方法など、座学の授業で得た知識も役立っています。
絵本の読み聞かせは子どもが楽しめるように工夫します
幼稚園教諭の仕事を続けていく上で大切なのは「子どもが好き」という強い思いとコミュニケーション能力。そしてなにより、自分自身が殻を破って「積極的に楽しもう!」という気持ちを持つこと。子どもたちとの信頼関係を築くためには大切なことです。昭和学院短期大学は、とにかく先生がフレンドリーで、学生一人ひとりに親身に対応してくれます。課題の提出期限やマナーにはかなり厳しかったですが、それも社会に出てから困らないように指導してくれたんだと、今になって感謝しています。2年次は3か月に一度友達と離れて2週間の実習に行かなくてはなりませんが、子どもが好きなら乗り切れるはず!オープンキャンパスで確認してみてください。
日誌や保護者の方への連絡など文章を書くことも多い!
学校法人昭和学院 昭和学院幼稚園勤務/人間生活学科 こども発達専攻 卒/2020年卒/「実は昭和学院幼稚園は、短大に入ってすぐ行われた演習で、子どもと初めて関わった幼稚園。広々とした吹き抜けの施設と、優しさの中にも厳しさがある先生方に一目ぼれをして『ここで働きたい!』と思ったんです」と笑顔の黒川さん。トライ&エラーを繰り返しながらの毎日は、あっという間に過ぎていくと話す。「クラスをまとめるのって本当に難しいんですが、先日幼稚園教諭の先輩が『たんぽぽ組まとまってきたね。カラーが出てきた』と声を掛けてくれて。嬉しかったし、自信にも繋がりました。子どもの成長をサポートしながら、自分自身も成長していきたいです」。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。