楽しみながら仕事に取り組むことを心がけています!
文具を中心としたオフィス用品を手掛けるクラブンで、文具を販売するうさぎやに関連するイベントチラシや新商品のPOPデザインを担当しています。デザインの面白さは、イベントや商品の魅力をどう伝えるかを考え表現すること。期限があるなかでそのクオリティを最大限に高めるためには、技術だけでなくスピードやセンスも必要です。だから、最近の流行を把握するために、さまざまな情報に触れるようにしています。また、印刷物以外にも、SNSや動画などで情報を発信しています。メディアごとに表現の工夫が必要ですが、制作したものを見た人がイベントに参加してくれたり、商品を買ってくれたりしたときに、デザイナーとしての喜びを感じます。
高校を卒業後、一度は違う業界に就職しました。得意な絵を活かして飲食店のPOPを作った際に、そのデザインが評価され、「魅力を伝えることって楽しい!やっぱりデザインがしたい!」と考えるようになりました。OICでは学生一人ひとりをしっかり見てくださるので、就職の際も心強かったです。「やりたいことがたくさんあるなら、こんな会社もいい」と勧めてくださったのが、現在勤務している会社です。魅力を伝える手段は、チラシなどのデザインだけでなく、写真やSNS、動画など多岐に渡ります。だから、在学中に興味があることには何でもチャレンジしてください。知識と技術は身につけておいて無駄になることはありません。
ターゲット層に合わせたデザインや配色を考えます
流行や関心事は移り変わりが早いので、情報を収集して社会の動きを捉える力は必要不可欠です。OIC在学中、「新聞を切り抜いてまとめる」という課題があり、情報をまとめたり、分析したりする力を養えたことが、今の仕事にも役立っています。ほかにも、分からないことは友だち同士で話し合ったり、勉強会をしたりしていました。意見を交わして答えを探していく過程は、業務上のコミュニケーションやお客様との打ち合わせ時にも活かせています。プロとしての経験をもつ先生方からいただけるアドバイスは、実際に仕事に就いたときのことを想定した具体的な内容なので、働き始めて「なるほど!」と実感することが多いです。
打ち合わせでは、求められていることを理解します
クラブン株式会社 勤務/CGデザイン学科 卒/2020年卒/工業系の高校でデッサンなどのデザインを学んだTさん。一度はアパレル業界に就職しましたが、表現する楽しさに触れ再進学を決意。「地元の岡山県で、パソコンを使ったデザインを学べる」OICでデザインに対する知識や技術を深めました。「イベントでロゴマークを作成したり、二科展にクラスで応募したり、さまざまなことに積極的に挑戦しました。学生のうちから第三者に評価していただける経験は貴重だと思います。厳しい意見もありましたが、かえって闘争心に火がついて、“見返してやるぞ!”と頑張る原動力になりました」。
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