家庭的な保育園で子どもたちの成長を支えています
質の高い保育を実現するためには、子どもたち一人ひとりにしっかりと向き合い、成長をサポートする必要があります。そのため、健康観察や保育計画、保育日誌、連絡帳の記入などの業務を通して、日々の小さな変化にも気を配るようにしています。また、子どもたちの健やかな成長のためには、子どもたちだけではなく職員同士や保護者との連携も欠かせません。どんな些細なことでも連絡や相談をすることで、信頼に応えられるように心がけています。大変なこともありますが、昨日できなかったことができるようになる瞬間を間近で見られることが何よりも嬉しいです。一生懸命準備した行事が無事に終わったときには達成感もあります。
子どもたちは一日の多くの時間を一緒に過ごす私たち保育士のことをよく見ているため、保育士が不安に思っていることを敏感に感じ取ってしまいます。高校生の頃は人前に立つことが恥ずかしくて上手く話せるか不安でしたが、「やるときはやる、遊ぶときは遊ぶ。」というOICの校風のなかで、何事にも積極的にチャレンジ。授業でみんなの前で話したり、卒業制作で人前で演じたりするうちに、失敗してもいいから堂々と話し伝えるということが大切だと学ぶことができました。まだまだ、ピアノやいろいろな遊びの提案、子どもへの声かけなどスキルアップは必要ですが、自信を持って子どもたちに接することができています。
表情ひとつで子どもたちの気持ちも変わります
「子どもが好き」であることが一番大切です。しかし、考え方や行動が一人ひとり異なる子どもたちのことを柔軟に受け止められる心の強さも必要です。学生時代は積極的にボランティアに参加しました。さまざまな園で子どもたちと触れ合うことを通して、仕事の楽しさだけではなく、責任の重さ、そしてやりがいの大きさも経験できたことで、「保育士になる」ということに本気で向き合えるようになりました。OICには、分からないことを教え合ったり、情報交換したり、同じ夢に向かって進む仲間がたくさんいることも魅力です。時にはぶつかり合うこともありますが、話し合いを重ねるたびに人としても成長することができました。
子どもたちの興味を引き出せるよう工夫が必要です
アートチャイルドケア岡山庭瀬保育園 勤務/保育福祉学科 保育士・幼稚園教諭コース(現:保育学科) 卒/2015年卒/子どもと関わることが好きで、職場体験やボランティアを通して子どもたちの成長を近くで見守りたいと考えるようになったDさん。「OICを選んだのは、保育の確かなスキルが身につくだけではなく、近畿大学九州短期大学通信教育部での併修制度を通して短期大学士の学位が取得できること、3年課程なのでゆっくり学べるところにも魅力を感じたからです」。「やるときはやる、遊ぶときは遊ぶ。」という校風のもと、人前での苦手意識を克服。子どもやその保護者からも信頼される保育士として、さらなるステップアップをめざしています。
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