患者様一人ひとりに合った丁寧な対応を心掛けています
地域の診療所・病院からご紹介いただいた重篤な患者様や救急搬送された患者様を中心に、入院や手術など、高度で専門的な医療を24時間体制で行っている急性期病院で、医療事務員として働いています。毎日多くの患者様が来院されるなかで心掛けていることは、患者様の様子をしっかり観察し、表情や言葉遣いひとつにも思いやりをもった応対を行うことです。医療事務員は医療行為を行うことはできませんが、応対によって少しでも患者様の不安を取り除くことができると思います。電話応対や受付応対の際に感謝の言葉をいただいたり、自分の顔や名前を覚えていただいたりすることはとてもうれしく、患者様の笑顔を見られることがやりがいです。
OICでは、幅広い医療知識や資格取得はもちろん、上司との会話、患者様への応対に活かせる接遇マナーやコミュニケーションについても学びました。学び以外にも成長する機会が多いことも魅力です。例えば、オープンキャンパスの在校生プロデュースというイベントでは、学生スタッフとして進んで参加することで自分事として考える主体性やすぐ行動する積極性を身につけることができました。こうした経験を活かし、常に先を考え、先輩から指示を受ける前に行動するようにしています。また、業務でパソコンを使用することが多く、速く正確なタイピングや、Excel(R)・Wordを使いこなせるスキルは、業務に対する信頼につながっていると感じます。
幅広いスキルを身につけたことが自信になっています
将来の目標に向かって頑張るためには、学校の雰囲気も大切です。オープンキャンパスなどで授業を実際に体験したり、先生や先輩たちから話を聞いたりしてみてください。パンフレットだけでは分からない具体的な学校生活を想像することができると思います。私のクラスでは、学生同士で教え合い、支え合いながら検定対策に取り組んできました。クラス全体で一つの目標に向かうことで、誰かのためになることの喜びも知ることができました。2年間は本当にあっという間に過ぎてしまいます。だからこそ、ぎゅっと濃縮した時間を過ごしてください。そして、OICでの学校生活のなかで、成長する喜びを感じてください。
相手を思い対応できる人間力も養えました
公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院勤務/医療福祉事務学科 卒/2018年卒/「人と関わる仕事がしたいと考えていたとき、母の勧めで医療事務員という仕事を知りました」というTさん。OICで医療事務の知識やスキルを徹底して身につけ、現在は病院の顔として受付で患者様の応対をしています。「医療事務員は電話応対、受付、外来業務、課金業務、保険請求業務など、患者様と直接関わる機会が多いため、日頃から言葉遣いなどについて気を配るようにしています」。将来の目標は後輩たちのお手本となり、部署をまとめていける医療事務員になることと話すTさんは、常に自分自身の知識やコミュニケーション能力の向上に努めているそうです。
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