ブライダルコーディネーターコースにおける、1年間の集大成となる「模擬挙式」が執り行われました。リーダーとして総合演出をつとめた上久保 珠季さんに、模擬挙式の準備や、舞台裏についてお話をお聞きしました。
受付、司会、音響や照明まで、学生が全てを担当します
ゲストから12本のバラを集め、花束を作る「ダーズンローズ」
テーマは、模擬挙式の当日が12月21日ということもあったのと、みんなが分かるテーマにしたいという想いもあり『Christmas』に決めました。また、ブライダル業界で活躍されているプロの先生方からアドバイスをいただきながら、クラスのみんなと話し合い、挙式の中で少しでも『Christmas』を感じていただけるように、みんなでサンタクロースやトナカイの姿で会場の雰囲気作りを行い、当日までに繰り返しリハーサルしました。
ゲスト参加型の演出でゲストにも喜んでもらえる式に
テーマに合わせた演出を盛り込むことで、オリジナルな演出を
ゲストにも参加していただきたいと思い、膨らませた風船にリングを結び付け、両端のリボンをバトン形式で前へと運び、新郎新婦の元へ届けるという演出を考えました。式の演出で使用するものは全て1から作成。作っている際に材料が無くなるハプニングもありましたが、その都度買い出しに行き、無事に当日を迎えることができました。一年の集大成として式の進行に課する知識など、学んだことを活かせた式になったと感じています。
実際に使用されている式場で、本物の結婚式の雰囲気を感じられる
クラス全員で協力し、素敵な挙式を作り上げることができました
リーダーとしての初めての仕事は、テーマを決めることでした。全て1から作り上げるということで、みんなの意見をまとめていくのはとても大変でした。リーダーを務めたことで、人の動きや流れなど全体を把握することの難しさや式当日までの準備の大切さを知ることができ、とてもいい経験ができたと思います。将来はプランナーになりたいと思っているのでこの経験を活かして頑張りたいと思います。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。