私自身も韓国語への入口がアイドルだったので、「好き」や「知りたい」などの気持ちを一番大事にしています。今は韓国が好き、今はK-POPが好きだけど、仕事にできるのかなという不安な思いもあるかもしれません。でも、好きだという気持ちから深めていき、関わっていくことで将来的に仕事にできたりすると思うんです。「好き」や「興味」から韓国語を学んで、楽しさや喜びを感じてもらい、それを未来につなげたいと思っています。興味はあるけれど、まだちょっと一歩が踏み出せないという人たちに、「みんな最初はそうなんだよ」って伝えたいですし、「アンニョンハセヨ」を知らなくても大丈夫!というところから寄り添っていきます。最終的にはしっかりと語学力を身につけて、就職や進学への道へつなげていきます。
ドキドキという意味のハングル文字。街中で高校生が韓国語の単語だけでも使っているのを聞くと嬉しいです
韓国語は、エンタメや料理、ファッションやメイクなどのリアルな韓国から学んでほしいと言う吉田先生。学生が好きな「アイドル」や「俳優」などの「推し」を取り上げて授業をしたり、ハングル検定やTOPIKなど検定試験対策の授業もリラックスして勉強できる環境づくりをしている。今は多様なSNSツールがあるので、その日に学んだ韓国語をSNSでつぶやくことも授業に取り入れている。『好きだからこそ、早く覚えられ、自ら関わりたいという思いも生まれます!』最近は生活の中に韓国文化があふれていて、勉強しやすい環境にあるとのこと。
学生たちに合った教科書を使用し、学生たちの好きなもの、興味があるものを徹底的に教材にして授業します
韓国語が初めてでも大丈夫!ここに来れば大丈夫!ということを授業で伝えたいです。将来どうしようかなと考えていると思いますが、いろんな進路があるので、私たちが「好き」を未来へつなげます!
韓国に行きたい、韓国が好きなんだけどまだちょっと一歩が踏み出せないという人たちに寄り添います
高校時代にK-POPにハマる。バイト代を貯めて、真冬の韓国の屋外イベントに参加するくらいハマっていたという吉田先生。歌詞の内容を知りたい、推しのインタビュー記事の内容が知りたいという強い気持ちから、韓国語にチャレンジ。大学時代には交換留学生として釜山の大学へ留学。日本、香港での日本語教師を経た後、専門学校 東京声優・国際アカデミー 国際コミュニケーション学科の職員に。語学授業やPBL、進路指導に携わる。
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