おもしろい作品を作るためには「アイディア」と「技術力」が必要です。日頃から映画やドラマなど、色々な作品に触れて出てきたアイディアを高い技術で自分なりのかたちにしていきます。
ゲーム宣伝用のポスター作品。引きで見た際にインパクトがあり、メインキャラクターを大きく配置しながら、手前と奥でトーンを変えている点がポイント。掲示ポスター用の大きな印刷物のため、あえてブラシのタッチを残したり、細かなアイテムを入れ、背景が単調にならないように画面構成が工夫されています。
サウンドトラックのジャケット作品。第一にきれいなデザインに目が行きます。複数の色を使いながら、画面をまとめる構成力の高さが素晴らしい。デザインだけでなく、1つ1つの線画の描写も非常にきれい。単調になりやすいバストアップの構成に、複数のモチーフを入れ、両手に動きをつけることで全体にまとまりを持たせています。
携帯アプリゲームのロード画面作品。ライトの使い方が非常に上手で、逆光の中でキャラクターがしっかり目立たっている。夕焼けのオレンジ色とは反対色の紫や青を入れることで色温度をうまく使い、背景とキャラクターをなじませている点も素晴らしい。ローアングルからの視点と奥行きを持たせたキャラクターの配置でダイナミックな画面構成も特徴的。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。