• スタディサプリ 進路(大学・専門学校)
  • 専門学校を探す
  • 専門学校
  • 東京
  • 創形美術学校
  • 他の在校生レポート一覧
  • 海外で経験を積みながら現代アートに関わっていきたい

東京都認可/専修学校/東京

ソウケイビジュツガッコウ

海外で経験を積みながら現代アートに関わっていきたい

稲田未空 2019年度入学
【アートに興味を持つようになった理由】
小学校から高校まで芸術学校(シュタイナー学校)に12年間通い、芸術に関わっていました。そのため、生きている中ですぐそばにアートがあり、絵を描く習慣はもちろん、音楽や踊りなども含めて芸術に当たり前のように関わっていました。
高校1年生の時、油絵やアクリル絵の具などの授業が増えて絵に対する知識・経験の幅が増えていきました。それまでは水彩画クレヨンなどで絵を描く機会しかなかったのですが、油絵など学ぶにつれ「こんなに乾かない絵の具があるんだ」等と、絵の面白さや楽しさに気づき始めました。

【学校選びの基準と学校調べを始めた時期】
高校を出てからは、美大芸大に留学する友達が多かったです。最初は、高校卒業後は海外留学しようと思っていたけれど、留学をしても何をすればいいのか、見つけられませんでした。語学も勉強しなきゃいけないし「進路に迷っているから海外に行く」という理由は自分には合わないと思いました。また、自分自身に課題も感じていて、自分自身を表現するような私らしい絵は描けても、デッサンや人を描く技術はもっと磨く必要があることを感じていました。そうなると2年間、3年間、専門的に学べる専門学校で学びたいと思うようになりました。そこから、学校を調べていったときに、他の学校と違い創形美術学校は3年間学べることが、基礎から応用までしっかり学べる機会があると思い魅力的に感じ、そして、オープンキャンパスに行った時も、他校ではアニメーションやイラストを重視しているところが多かったのですが、私がやりたいのは絵の具を使って描くアートで、創形はその分野での高い実績があり、歴史も長かったことがとても良いと思いました。
創形の入試を受ける過程で私の作品を見てもらった時があったのですが、その時に先生に改善点を聞いてみたときに「この絵って本当はこういう風に描きたかったんだよね?」と的を得たことを言ってくださりました。これまで絵を見てもらった人たちは、少し違う解釈をされてしまっていたのですが、私が表現したかったものをうまくくみ取ってくれたことが嬉しくて、創形で学ぶことを決断してよかったと思えました。

【学校で学んでいて楽しいこと・苦労していたこと】
・楽しかったこと
少人数制の環境はとても自分に合っている。フラっと休みの日にも絵を描きに来ると、必ず先生がいてくれていて、プライベートのことから絵のことをたくさんお話しできる環境なことは少人数制の良さだと思っています。
また、学生もみんな個性的で、同じ人物を書いていても全く違うものが出来上がることが学びになって面白かったです。
・苦労したこと
2年生の時に、先生からもらうアドバイスをすべて取り入れたときに、全然自分のスタイルじゃなくなっている、自分の絵が描けないことに悩みを抱えていました。先生に言われるままに書いてしまっていたから、どこで自分自身を表現できているのかわからなくなってしまいました。抽象画などでは絵を説明しすぎないことが大事なのに、説明されすぎている絵になってしまっていてうまく表現ができず、どんどん自分のしたい表現は間違っていたのかと思うようになり、コンプレックスになっていました。しかし、3年生になった時にスプレーを使った絵を学ぶようになってから、スプレーで描く絵なら、自分の表現したい絵が描けるのではないかと思うようになりました。3年生になるまで、自分自身の表現技法としてしっくりくるものは何なのかを見つけるまでがとても苦労しました。

【将来の夢】
海外で活躍したいと思っています。無料の美術館があったり、美術館の広さが日本のそれとは大きく違っていて密にならずに自由に鑑賞できる空間がある海外の方が、アートが進んでいるから、そこで経験を積みながら成長したいです。特にスプレーなどでポップな絵を描いていきたいから、アメリカの現代アートに関わっていきたいと考えています。

【高校生にアドバイス】
私みたいに自由に絵を描いていきたい人にとってはとても良い学校だと思います。自分が描いた絵を否定をされることはないから、やりたいことを続けられる環境があります。そしていろんな事に挑戦できる学校だからこそ、自分が書きたい絵が何かを、3年間見つけられる環境が整っているので、3年間学校を充分に活用して自分自身の表現をみつけてください。
創形美術学校(専修学校/東京)
RECRUIT