バイオや再生医療分野で将来、どういう技術者を目指すにしても、基礎となる実験・分析技術は絶対に欠かせません。私が受け持つ基礎分野の授業では、すべてのベースとなる顕微鏡の扱い方や実験で使う器具・装置の名称、使い方までを教えています。
授業で大切にしているのは、実験や実習など、実体験を通して将来プロとして必要な意識や考え方も身に付けてもらえるようにすることです。
本校で学べる再生医療やバイオ分野は、今後さらに発展が期待されています。実際に国は、2030年を目標に同分野の飛躍的な成長を進めるバイオ戦略を掲げていますし、また2024年には大阪に再生医療の一大拠点が完成する予定。そう、再生医療やバイオの知識や技術を持った人材が必要とされる未来はもうすぐそこまで来ています。だから、ぜひ今学びましょう。
基本となる実験器具の名称や扱い方、実験の手順、レポート作成まで基礎をトータルに学べるから安心
和田先生が今力を入れている新しい授業が「カスタマイズ授業」。1年生を中心に将来なりたい職業に活かせる分野の実験や資格についてなど、学生一人ひとりのやりたいことを自由に学べるようになっています。「先生1人に対して学生2~3人くらいの比率でじっくり学べるこの授業は、本当に密度の濃い学びだと思います」と先生も話されるように、好きなこと、やりたいことを学生が自分で決めるため、学習意欲も効果も非常に高いのだそう。この授業は、今後も進化していくとのことなので、これからが非常に楽しみです。
国内でも有数の研究所で、研究をしてきた先生のリアルな体験も授業で聞けるのは、かなり貴重
人の役に立ちたい、社会に貢献したいという思いを持っている人、再生医療やバイオ分野に興味を持っている人は、ぜひ本校で学んでください。私たち教員が熱い思いと丁寧な指導で、みなさんをプロに育てますよ!
学生が相談しやすいよう、相談タイムを設け、一人ひとりと向き合う先生
専門:遺伝子
大阪ハイテクノロジー専門学校のバイオサイエンス系学科(現在のバイオ・再生医療学科)を卒業後、2年間、有名研究所で睡眠に関わる遺伝子の実験・研究に関わる。研究者としての経験を積んだ後、大阪ハイテクノロジー専門学校の教員として、未来の研究者、分析技術者たちの育成に取り組む。
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