入学当初からゲームCGのエフェクターを目指していた中井悠斗さん。学生生活をどのように送り、プロとして通用する力を身につけてきたのか? 学校での学びの様子や学生生活の充実ぶりを教えてもらいました。
先生は、懇切丁寧に指導してくれます。
グループワークで初めて創った作品です。
僕がゲームのエフェクターを目指したのは、実写映像より、より自由に自分のクリエイティブ性を発揮できると思ったからです。2年次から始まる『デザイン創作演習』という授業では、グループワークで半年ぐらいの時間をかけて作品を作り上げるのですが、そこでは先生からさまざまな技術やスケジュール管理の方法などを教えてもらいます。振り返ればその授業が一番苦しかったのですが、自分が大きく成長できた授業だったと思います。
アート映像部の撮影風景。
学校イベントの映像作品。エフェクトを担当しました。
僕は入学直後からアート映像部に入部し、実写映像を含めさまざまな作品制作に関わってきました。作業分担を決め、スケジュール管理も行い、もちろん僕自身もモーショングラフィックやエフェクトを制作。学校イベントの映像制作の場合は締切があるので大変ですが、自分が任された仕事に対する責任感が育まれました。また、自分の専門分野以外の仲間の仕事ぶりを見られ、映像制作の幅広い知識・技術に触れられたことも良かったです。
本校の就職サポートは、かなり早い時期から充実しています。就職活動に向けたポートフォリオ制作は3年次から本格的取り組みました。先生の厳しいチェックをくぐり抜け、授業の課題以外の個人制作にも積極的に取り組み、3年次の終盤にはポートフォリオを完成させて、余裕を持って就職活動に臨みました。そのおかげで、希望のゲーム会社からエフェクターとしての採用の内々定を、夏休み前にいただくことができました。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。