日本一のキャラクターモデラーを目指しています!
私が勤める「神風動画」という会社は、映像制作を企画段階から請け負い、アニメーション制作を行っている会社です。オリジナルアニメーションからゲーム、アニメ、映画、テレビ、CM、MV、ウェブアニメなど様々な映像を制作しており、私はキャラクターのモデリングを担当しています。ひとつの作品を作り上げるのにたくさんのクリエイターが関わっていますから、チームで仕事をしている感覚です。作品を仕上げる際、このチームプレイを実感したとき、やりがいを感じますね。バレーボールやバスケットボールをしているときの楽しさに似ています。また、作品を観ていただいた方から感想をいただけたときも嬉しいです。
名古屋デザイナー学院では、実際にプロが使っている様々なグラフィックデザインソフトで作品をつくっていました。特に、3DCG作成ソフト・Light Waveのスキルを身につけることができたおかげで、就職先で即戦力として働くことができました。また、デッサンの基礎力やレイアウトを学べたことも、モデリングやアニメーションの仕事に役立っています。その他の授業も何一つムダなことはないと思います。学ぶための環境は整っているので、思いっきり好きなデザインの勉強に打ち込むことができましたね。もちろん、学生生活そのものも、クラスメイトみんなとの楽しい思い出をいっぱいつくることができました。
(C)2016アニメ『刀剣乱舞-花丸-』製作委員会
目標は、日本一キャラクターモデリングが上手くて、仕事上の連携が取りやすい人になることです。そのために、もっとスキルやモデリング力をアップさせていろいろな作品に携わりたいと思います。最近の代表作はTVアニメ「刀剣乱舞-花丸-ED」。監督、演出、刀CGアニメーション、モーショングラフィックパートのアニメーションを担当しました。キャラクターの持つ歴史ネタと、ゲームでの小ネタ、ふんだんに使われた着物の和柄と、刀匠さんたちに監修していただいた刀のCGの美しさに注目していただきたいです。これからも皆さんに楽しんでいただける作品をたくさんつくります。
有限会社 神風動画 勤務/ゲーム・CG学科(3DCG専攻)/2013年卒/高校卒業後、ゲーム・CGのスキルを習得するために「名古屋デザイナー学院」に入学。2年間学んだ後、現在勤務する有限会社 神風動画に就職。主にキャラクターのモデリングを担当している。仕事の面白さについて加藤さんはこう話す。「頭の中のイメージを言葉で伝えることが苦手な分、言葉にすること以外のイラストやアニメーション、モデリングなどの手段を使って表現したいことが伝わったときは本当に嬉しいです。言葉の壁を越えて、表現することの楽しさを実感しています。」
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。