まずは目視で気になる点がないかをしっかりチェック!
整備士は、車の点検をし不具合がないか、お客様に快適に走っていただけるかを確かめ、メンテナンスすることが仕事です。でも、それもやはりお客様の同意や納得が得られたうえでのこと。車の状態をきちんと説明して、僕が悪いところや調整したほうがよりいいと思われることを、丁寧に説明して、お客様が安心して整備を依頼してくれることを一番大事にしています。整備が終わったあとに、笑顔で感謝の言葉をいただいたときが、とても嬉しいですし、やりがいを感じる瞬間です。もともと車は大好きでしたし、仕事でいろいろな車を扱えるのは楽しいですし、経験を積んで車種のクセが少しずつ分かってきて、さらに仕事が面白くなってきています。
学校の一番の魅力は、実践的な技術が身につく授業内容になっているところです。テストコースで実際に整備した車を走らせることができたり、実習の時間も充実していたので、今の仕事にもしっかりいきていると思います。それから、2年の秋に海外研修に参加させてもらえたのも、貴重な機会でした。ヨーロッパの世界的なディーラーにお邪魔して、整備場を実際に見せていただくことができました。海外の技術に触れることができて、強い刺激を受けました。車に興味があるなら学校のオープンキャンパスに参加することをお勧めします。車がずらっと並んでいて、試乗もでき楽しいです。僕自身もオープンキャンパスが学校決定の大きな決め手になりました。
疑問に思ったことはすぐに先輩に質問します
進路を決めるには、まず自分の興味があること、好きなことはなにかをしっかり考えてみることが大切だと思います。僕の場合、父や兄も車が好きで、ミニカーを集めて遊んでいたことが、今の仕事に繋がっていると思っています。興味があることが分かれば、それについて深く知りたいと思いますし、技術を身に付けるほどますますそのことへの興味が増していきます。就職してまだ3年目なので、まだまだ知らないことも多いですし、経験も足りませんが、ベテランの先輩たちと一緒に整備をさせてもらったり、アドバイスを受けたりすることで、車についての知識が少しずつ増えてきて、整備士という仕事の面白さや奥深さを感じています。
点検記録をとるなど内勤も大事な仕事です
トヨタカローラ札幌株式会社 滝川店勤務 /自動車整備科/2016年 卒
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