実習室には畳敷きのスペースもあります。
筆で色を挿す挿し友禅をはじめ、一連の技法を習得します。
匠の技とともに、ものづくりへの心構えまで学ぶことができます。
京手描友禅では、数値に表せない染料の分量や、筆の力加減が求められます。感覚的な部分が多く習得は簡単ではありませんが、先生の真似から入り、迷ったときはすぐに質問することで着実に技術が身につきます。伝統工芸の実習以外にも、デッサンや色彩学などデザインの基礎から学べるので初心者でも安心です。
友禅の世界でプロとして生きていくことが夢です。減少の傾向にある着物を着る人の数を増やしていきたいし、着物以外の製品でも友禅の技術を生かしていきたいです。
機械による大量生産の時代でも、個人の技術によって仕事の依頼がくるような工芸の世界に憧れました。TASKを選んだのは一流の工芸士でもある先生方から直接指導を受けられるからです。
たくさんのプロの作品を見ることはとても重要です。着物や友禅の展示会が常に行われている点でも、京都にあるTASKで学ぶ価値は高いと思います。好きな柄・色で自由に帯や訪問着を作れるのも魅力ですよ!
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