スポーツは体に良い? |
昨今のマラソンブームが示すように、ここ数年日本のスポーツ人口は増加傾向にあります。これは健康意識の高まりから、特に中高年でスポーツを始める人が増えているからですが、残念ながらこれに比例してスポーツによるケガやトラブルも増えています。「スポーツは体に良い」というイメージから、やればやるほど健康になると思い込み、限界以上にがんばってしまう人が増えているのです。ただ、がんばっているとはいえ、一般人はプロスポーツ選手ほど過酷な運動をしているわけではありません。それなのになぜケガやトラブルが頻発するのでしょう。それは実は、体のメンテナンスを怠っているからなのです。 |
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プロはテニス肘にはならない |
スポーツ障害の代表例に、テニス肘があります。これは利き腕の肘に炎症が起こるトラブルですが、俗に「プロはテニス肘にはならない」などと言われます。もちろんプロにもケガやトラブルはありますが、プロの場合はスポーツトレーナーが選手の体調を管理し、万一ケガをしてもその場で適切な処置を施します。体のメンテナンスができているので、ケガやトラブルになる確率が低いのです。それに比べて一般人の場合は、ウォーミングアップやクーリングダウンも適当。よほどのケガでない限りは、そのまま放置。これでは体に良いわけはありません。 |
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スポーツ障害のスペシャリスト柔道整復師 |
とはいえ一般人では、常にスポーツトレーナーについてもらうわけにはいきません。そこでこれらのスポーツ障害を気軽に相談できるのが、柔道整復師や鍼灸師などです。スポーツトレーナーの明確な国家資格のない日本では、多くのスポーツトレーナーがこれらの国家資格を持ち活躍しています。特に、整体に詳しく脱臼や骨折、捻挫などの症例を熟知した柔道整復師は、スポーツ障害のスペシャリスト。痛みや違和感は放っておかず早めに相談することが、スポーツを長く楽しむ秘訣なのです。 |
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