普段の授業を通じて二級建築士や建築施工管理技士の国家資格を取得する上で必要となる知識について学べます。
実際に木材を使って物作りをする実習を通じて技術力が身につきます。
学年が上がるに連れて課題の難易度は高くなっていきますが、自ずとできるようになると思います。
現在もっとも力を入れているのは木材を加工する実習です。伝統的な日本建築で使われている屋根や軸組の原寸図を描き、その後に実際に自分たちで作り上げていきます。入学して間がない頃は全く理解できなかったことが、徐々に知識がつき、3年次の現在は自分でも作り上げることができるようになったことに成長を感じます。
設計職に就き、お客様に「住みやすい!」と喜んでいただける建物を作るのが私の夢です。現在は図面を描く技術や木材を加工する技術をさらに向上させるため、数をこなすことを意識して練習に取り組んでいます。また、一級建築士国家試験の合格も目標。時間を見つけて一問でも多くの過去問題を解くようにしています。
木材を使った物作りが好きで、もっと詳しい作り方を知りたいと思い、この分野に進むことを決意しました。オープンキャンパスに参加した際、工法や設計について学べるのはもちろん、建築物を作る実習もあると聞いたことが学校選びの決め手になりました。
専門的な技術を身につけるためには環境が大切だと思います。この学校は校舎そのものが木造の日本建築で建てられていますし、全寮制なので師匠と兄弟子たちの関係性についても経験できるなど、授業以外でも学べることが多いと思います。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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1限目 | 工法演習III | 建築設備 | 建築CAD | 測量I | 鉄筋コンクリート構造 | |
2限目 | 工法演習III | 建築実習I | 情報処理 | 測量I | 鉄骨構造 | |
3限目 | 工法演習III | 建築実習I | 建築社会学II | 伝統建築I | 建築設計製図III | |
4限目 | 建築計画III | 建築実習I | 体育III | 伝統建築I | 建築設計製図III | |
5限目 | ||||||
6限目 |
実習や演習が多く、体験を通じて学べるのがこの学校の特徴です。放課後や土・日曜日も製図室、実習室などが解放されており、物を作ったり課題を進めたりすることができるため、建築に没頭できる環境だと思います。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。