日本建築専門学校 建築科
- 定員数:
- 30人 (4年制)
伝統建築の設計理論と技術、さらに現代建築も学び、日本建築の美しさと魅力を創り出す「工匠の技と心」を磨きます。
学べる学問 |
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目指せる仕事 |
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初年度納入金: | 2022年度納入金(参考) 122万6000円 (入学金28万円、実習教材費など含む。教科書、参考書、実習諸用具の購入費、寮費などは別途必要) |
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年限: | 4年制 |
日本建築専門学校 建築科の学科の特長
建築科の学ぶ内容
- 工法と設計。同時進行の教育をもとにあらゆる側面から伝統的日本建築を捉えます
- 入学と同時に大工道具を持ちます。のみや鉋(かんな)の手入れを通して、道具を自分の手に馴染ませ、「匠の技」を身につけるという自覚が芽生えます。最初に作るのは、自分の道具箱。そこから徐々に仕口や木組みなど複雑な木工加工技術を学んでいきます。こうした実習と並行して設計製図演習に取り組み、設計力も鍛えます。
建築科の授業
- 一般教養と現代建築、さらに社寺・仏閣建築や茶道まで、その知識と技術を学ぶ専門性の高い授業
- 画期的な構想も実際の形にするには確かな製図力が必要です。本校では、まず手描きの技術をしっかり身に付け、それからCADなどの技術を学びます。また、伝統的日本建築の設計技術を体系的に学べる唯一の学校として、さらにその技術と設計力に磨きをかけます。専門講師とともに先輩が後輩を指導するのも特色のひとつです。
建築科の先生
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point こんな先生・教授から学べます
日本人の心と密接につながっている日本建築。その設計思想を日本文化と絡めて教えてくれます。
「日本には日本ならではの生活様式があります。その中でできた建物が木造住宅。『このような木造住宅があれば生活がより豊かになる』ということを意識しながら学んでもらえると、学ぶ意欲がさらに高まると思います」。そう話す中里先生の授業は懇切丁寧であることが特徴です。用語のひとつひとつにまで…
建築科の実習
- 実践的な実習・製作により、伝統的な『工匠の技』の知識と技術を習得します
- 「木材はどのように加工するのか」「建物はどのように組み上がっているか」ここがはじまりです。道具の使い方や加工技術など基礎を身に付けた後、さらに応用力を高める実習が続きます。卒業研究・制作はその集大成で、業界関係者も驚くその出来栄えは4年間の鍛錬の結果です。作品は校内に展示され見学することができます。
建築科の学生
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point キャンパスライフレポート
お客様の理想的な住宅を建てられる大工が夢。木材があればなんでも形にできる技術を身につけたいです。
オープンキャンパスに参加した際、具体的にどのようなことを学ぶのかを先生方にお聞きしました。建築はもちろん、設計や製図など、大工の技術全般について学ぶことができると聞き、この学校への入学を志望しました。
建築科の卒業生
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point 先輩の仕事紹介
自分の手で加工したものが家という形あるものになる。そこに住む人の笑顔にもふれられる。そういったことが大工という仕事の魅力だと思います。
入社して5年目です。現在担当しているのは木造住宅の内装。主に墨付けと木材の刻みを行っています。私は長く住める建て方や将来のことを考えた修理のしやすさを大切にする理念に惹かれてこの会社に入社したのですが、担当している家も伝統工法で建てるものが多く、自然に還る材料をたくさん使っていま…
建築科の施設・設備
- 理論と実体験。自分で実際に経験し、確かめられることが本校の最大の特徴です
- 段階を経て木工法を習得する場は2棟ある実習棟。経験を積んだ講師からまさに手ほどきを受け、生きた技術を体得します。また、本校は浅間大社、三嶋大社などとも近く、そのようなご縁から実際の社寺・仏閣など歴史的建物の実測や調査、補修を任されることも多く、その貴重な実体験は学生の成長に大きく寄与します。
建築科の雰囲気
- 毎日の生活で見るもの、触れるものがそのまま日本建築の教材です
- キャンパスは雄大な富士山のふもとにあります。本館、管理棟、2棟の校舎、2棟の実習棟、弓道場、図書館など木造の建物群の中で学びます。これら学校施設は土曜、日曜、祝日を含めて朝7時~夜9時まで使用可能。設計や工法の勉強を騒音も気にせず、したい時にできる、まさに日本建築を学ぶに相応しい環境です。
- 人格形成に役立つ全寮制で将来につながるコミュニケーション力とネットワークを育みます
- 日本の建築技術は、師匠の家に住み込み、兄弟子たちと寝食をともにしながら技術を習得する慣習によって伝承されてきました。そこでは人格も重んじられるため、各自が教養の修練を競い合ってきました。そのような学習の仕方を大切にする本校では全寮制を採用。授業以外でも技術の習得、伝承ができる環境を整えています。
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建築科のOCストーリーズ
建築科のイベント
日本建築専門学校 建築科の学べる学問
日本建築専門学校 建築科の目指せる仕事
日本建築専門学校 建築科の資格
建築科の取得できる資格
- 二級建築士<国> (工業高校にて指定科目を修めて卒業した者) 、
- 建築大工技能士<国> (三級/二級は三級合格後すぐ受験可) 、
- 建築施工管理技士<国> (二級/学科のみ在学中受験可) 、
- 建築CAD検定試験
フォークリフト運転技能者(在学中に講習により取得可能)
玉掛技能者(在学中に講習により取得可能)
移動式クレーン運転士(在学中に講習により取得可能)
建築科の受験資格が得られる資格
- 一級建築士<国> (卒後すぐ受験可能。免許登録は実務経験2年) 、
- 二級建築士<国> (卒後すぐ) 、
- 木造建築士<国> (卒後すぐ) 、
- 建築大工技能士<国> (一級/卒後実務経験4年又は二級合格後実務経験2年、二級/卒後すぐ) 、
- 建築施工管理技士<国> (一級/卒後実務経験3年。二級/卒後実務経験1年)
建築科の目標とする資格
- 一級建築士<国> 、
- 建築大工技能士<国> (一級)
日本建築専門学校 建築科の就職率・卒業後の進路
建築科の就職率/内定率 100 %
( 卒業者数13名、就職希望者数11名、就職者数11名 )
建築科の主な就職先/内定先
- 今田建設(株)、(株)エッジライフ、(株)元気、(株)鈴木工務店、松本社寺建設(50音順)
ほか
※ 2021年3月卒業生実績
※宮大工、一般の建築会社、設計事務所など
日本建築専門学校 建築科の問い合わせ先・所在地・アクセス
〒418-0103 静岡県富士宮市上井出2730-5
TEL:0544-54-1541(入試担当)